2008年07月アーカイブ

夏のすごし方にお悩みのみささまへ。

 みなさん、こんにちは。センタースタッフの藤本です。あついですね~。夏本番がやってきました。みなさんは、どのようにこの夏をお過ごしになるか、プランはございますか?私は、なにはともあれ、「積ん読『つんどく』」本(未読のまま、ほったらかしにして、文字通り“うずたかく積みあがった本の山”のことです)をやっつけようと、意気込んでいます。何冊かは、ヘヴィーなテーマを扱ったものもありますので、返り討ちにあわないように、気を引き締めてとりかかる所存でございます。

 

 学生のみなさんも、日頃ギモンに感じていることなどをインターネットでしらべるのもいいですけど、書店や図書館に足を伸ばして本の中からそのギモンを解決する糸口をつかんでみませんか。まずはそのギモンはどんなテーマに分類されるのか。そして、分類されたものの中で一番くわしい本はどれなのか?一冊一冊手にとって中身をのぞいていると、ひとつのギモンから派生するいろいろな興味深い記述が目に留まり、別の好奇心がわいてくる。そういった流れはネットサーフィンと共通するものですが、手間と時間がかかっている分、ギモンが解決したときや、偶然、興味深い事実をしることができたよろこびはひとしおといったところではないでしょうか。

 

 そこで、学生のみなさん。当センターのミニ図書館(?)を利用されてはいかがでしょう。本物の図書館とくらべるほどの蔵書の数はありませんが、600冊から有る本の中にはあなたの琴線にふれるタイトルや装丁の本があるはず。あとはゆっくりおうちで堪能してみてください。たしかに、読み出したら止まらないエンタな本は少ないと思います。でも、ボランティア、多文化共生、国際協力、環境、平和、人権などのどれか1つのテーマでも興味があれば、それぞれのテーマで、それなりの知識を得られるほどの本がありますので、地理的にも楽で、経済的負担のない当センターの本棚をぜひ、のぞきに来てください。

 

 今回、数ある本の中で、お薦めの本をこの場を借りて紹介させていただきます。みなさんは、児童労働についてのお話をお耳にしたことがありますか?特にアフリカやアジアで多くみられる問題ですが、私は、この問題が世界中で話し合われ、注目され、対策を考える機会があまりにも少ないのではないかと常々、不思議に思っています。その児童労働の問題をわかりやすく解説し、そして、本当に読む人の心をゆさぶる事実で満ち溢れた「わたし8歳、カカオ畑で働きつづけて。」 “児童労働を考えるNGO=ACE著” をお薦めします。

 

 この本はたいへん読みやすく、スラスラッとページをめくることのできる本ですが、突然、心臓をギュッとワシづかみにされたような衝撃をおぼえる記述が目に留まり、おもわず考え込んでしまうこと、1回や2回では済みません。でもそうした苛烈な児童労働の問題に取り組んでいる世界中のNGOの活動も紹介されていますので、わずかな光明を見出すこともできます。世界中で30万人にもおよぶといわれている「子ども兵」は軍隊の中で、どのような役割を担わされているのか・・・などなど。ぜひ本書を手にとってお確かめください。

 

みんなで集めて国際協力しよう!

 みなさん、こんにちは。センタースタッフの藤本です。環境問題を主要議題とした、洞爺湖サミットも終了しました。

 

 今回のサミットでは、

 

●主要排出国会議首脳宣言で、「世界全体の長期目標を採択することが望ましい」と記し、

 

●先進国だけでなく、新興国も前向きに取り組む姿勢を示した。

 

●しかし、新興国が「先に工業化を進めた先進国が率先して削減に取り組むべきだ」と主張していることに配慮し、先進国が「中期の国別送料目標を実施する」ことも明記した。

 

などが議長総括として述べられたそうです。

 

 これらは努力目標にすぎないのですか?何か強制力のある取り決めがなされたのでしょうか?どの国にとって有利で、どの国にとって不利だというような取り決めはなかったのでしょうか?今回のサミットでは、どの部分で進展がみられ、どの部分で意見の一致がみられなかったのか、わかならいことばかりで、勉強不足を痛感しています。

 

 環境問題とならび、今回のサミットの注目の議題であった食糧問題で「アフリカなど途上国での主要作物生産量を5~10年間に倍増させるなど、支援強化の方針を盛り込んだ」そうです。今は素直に期待したいとおもいます。そういった支援が結果、途上国の一部の人たちや先進国の利益として還元されるためだけのものではありませんように・・・。

 

 戦争、貧困や飢餓の問題。エイズ・マラリアなどの病気の問題。教育の問題。児童労働の問題など、地球上にはたくさんの課題が山積しています。厳然と現実の世界に存在するこれらの課題をどのように解決していくかというのは全世界に突きつけられた問題ではないでしょうか。

 

 微力ながらも、何かできることはないか?さいわい日本にもたくさんの国際協力NGOが存在し、これらの団体のお力添えになるべく、「収集活動によって国際協力しよう!」というわけで、使用済み切手やプリペイドカード、書き損じはがきなどの物品を収集するため、各校社会貢献センター掲示板に収集BOXを設置しました。

 

 学生のみなさん、もしお手元にこれらの物品があれば、ゴミ箱に捨てる前に一度立ち止まって、「ゴミとして焼却されるだけなのか、国際協力に一役買う存在になるのか」はご自身の判断にゆだねられているということを踏まえて、世界の問題に思いをはせてみてもらえないでしょうか?