2009年01月アーカイブ

新年明けまして、おめでとうございます。

 あけまして、おめでとうございます。センタースタッフの藤本です。新年を迎えるにあたり、気持ちも新たにがんばります。みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 みなさまは、このお正月をどのように過ごされたのでしょう。私は一言であらわすと寝正月ということになりますね。「こんなはずじゃなかった・・・」と後ろめたさを感じながらも、TVと向き合っていた時間が一番長かったかもしれません。それにしても、年末から年始にかけて、今年1年のTV業界を象徴するかのごとく、お笑い系の番組がTV欄を占拠していたといっても過言ではないのではないでしょうか。個人的には、暗いニュースが続くこのご時勢に、家でゆっくりしている時ぐらいはにぎやかにということで、好意的にとらえていました。

 

 この休暇中に本を2冊読み終えることを目標としていたのですが、1冊目を読み出してすぐ、暗雲がたちこめるような感覚に襲われました。というのも、内容が難しくてなかなかページが進まないのです。ROE(株主資本利益率)?時価会計?IR(インベスター・リレーションズ)?なんじゃそりゃ?のオンパレードで、ちょっと後悔してまったのです(なぜこのようなハードルの高い本を読もうと思ったのか)。その本とは、「21世紀の国富論:原丈二著」というものです。しかし、これらの用語の意味を理解しないまま読み進めても、おぼろげに著者のいわんとするところがつかめてくるのは、著者のスタンスや物言いが明快であり、最先端の技術論などに終始することなく、経済やIT関連の知識に乏しくても、この本の中で言及している本質的な問題が、昨今の世情をかんがみたときに、共感できる部分が多々あるからだと思います。個人的に印象に残った部分は、数年前に一部マスコミで時代の寵児ともてはやされた方が世間をにぎわした頃によく耳にした「会社は誰のものか」という問いかけに対する明確な回答がなされていることです。

 

 そして、私がとても興味を抱いたのは、現在、著者が取り組んでいる低コストで開発途上国(その中でも、識字率50%以下、幼児死亡率が6分の1以上という後発開発途上国とされているバングラデシュ)へ通信インフラを整備して、遠隔医療・教育を持続可能なビジネスとして展開することで、その地域の教育と医療衛生状態の改善を目的とする事業です。著者は、アメリカで数々のIT企業などを成功に導いたベンチャーキャピタリストという肩書きですが、そのような方がこのような事業に取り組むということに、新たな光明を見出したようなうれしさがストレートにこみ上げてきました。

 

 このような社会に貢献する意識の高い企業や起業家などの存在感がますます大きくなる時代が到来する予感で、期待に胸を膨らませ、私個人としてもこの1年をそういった意識をベースに持ちながら、少しでも成長していくことを本年の目標として日々過ごしていきたいと思います。