スタッフのボランティア活動アーカイブ

災害ボランティアに行ってきました その3

どうも社会貢献センタースタッフ長尾です。

災害ボランティアの報告最終回です。

被災地での活動を終え、
僕たちボランティアバスメンバーは5月14日に大阪に帰ってきました。
 

帰ってきて何を一番強く思っていたかと言うと、

「関西から被災地に向けて何が出来るのか?」

ということ。 

それは活動前にも、活動中にも、帰りのバスの中でも考えていたことです。


正直を言うと、まだその答えは見つけられていません。
でも、出来る事はゼロではありません。
僕個人としても、今回の事を学生達や先生達を含め、周りの人に伝えたり、
再度東北を訪問したり、物資面、資金面での支援も行なっていこうと思います。 


また、組織として出来ることもあります。
例えば山口学園では文科省の「こどもの学びポータルサイト」の支援を行なっています。
http://npo.ecc.ac.jp/2011/05/post_133.php


また、学園内外で募金活動も継続して行なっています。http://npo.ecc.ac.jp/2011/05/post_134.php    



被災地を見て思ったことは

 

●被災地ではまだまだ人的な支援が特に必要だということ。

●復興には10年、15年という長い時間が必要だということ。

 


その為にも、僕個人としても継続して関わり続けることはもちろん

山口学園の中でも出来る事を考え、提案し、活動していきます。

 

 

 

災害ボランティアに行ってきました その2

前回に引き続き長尾です。

 

今回は被災地での活動についてお伝えしますね。

僕が活動したのは宮城県石巻市の不動町という地域です。 

 

http://p.tl/iAYa (google map) 

 

 

この地域は2メートルほどの水が押し寄せたため、

ほとんどの家の一階部分が床上浸水となりました。家具や電化製品も泥だらけの状態です。

僕達が活動したお宅も一階部分が浸水したので、2階で生活されている様子でした。 

 

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↑水かさを示す泥のラインが、僕の身長(175センチ)よりも上についていました。

 

25.jpg    

↑コインランドリーの床にもヘドロが。他班が3日かけて泥を除去しました。。 

 

 

僕達40名は石巻災害ボランティアセンターから不動町に到着後1チーム4,5名に分かれ、1チームにつき1家庭の作業に入りました。 

 

活動内容は

    床下に溜まったヘドロの除去

    カーテンなどの清掃

    家具を家の外へ運び出し、清掃作業

など。

   

①のヘドロの除去は床下にヘドロが溜まっているので、床板を剥がしての作業です。僕は家の床下を見るのは初めてでした。

スコップやちりとりで床下のヘドロをすくっていきますが、これが中腰で力の入りにくい姿勢での作業なのでかなり腰が痛くなります。

少しでもヘドロがあると臭いが残るので、すみずみまで丁寧に除去しました。

 

②、③の作業は屋外に運びだして行いました。

基本的には乾いた泥を除去する作業なのですが、泥がなかなか取れないのと、家具などは傷をつけないように雑巾で拭きあげるので、結構時間がかかります。  

洗浄のためタンスの中身を出す作業をしていると綺麗な着物が。

お母さんに尋ねてみると

 

 『わたしが嫁入り道具として持って来た着物だわ』 

 

と、懐かしそうに、少し寂しそうに着物を見つめられるお母さんを見て、目頭が熱くなりました。 

 

他にもご家族の誕生日会の写真や、手紙などがあり、そういう大切な思い出が泥に浸かっているのを見るたび、胸が痛くなりました。  

 

結局のところ僕らの班は3日間同じお宅に入らせてもらいましたが、思ったより作業が進まず、まだまだ片付けできていない家具などがたくさんある状態で作業を終えるしかなく、すごく心残りの思いでした。  

 

3日間の作業を終えて帰る時に、その家のお母さんから手紙を頂きました。僕らの班は5名いたのですが手紙にはみんな違うメッセージが。 

  77.JPG      

↑僕の手紙には「若いってすてき!!」。 他のメンバーは「大阪さいこー!!」というメッセージも。 

 

ご自分の家の事で不安な気持ちもあるはずなのに・・・こうして3日間という短い時間しか活動してない僕達にも気を使ってくださる、東北の方の優しさと温かさを肌で感じました。

 

 活動期間中、不動町からさらに沿岸部に視察に行く機会があったのですが、津波の影響をまともに受けた地域は、まるで別世界でした。 

 

津波で流され、コンクリートの基礎だけが残っている家

建物の形をなくし、無造作に積みあがった木の塊

墓石の上に乗り上げている自動車

 

 

沿岸部の被害の大きさはテレビで見て、ある程度わかっているつもりでしたが、実際そこに行き、その光景を見ると、言葉が出ません・・・

   

震災から2ヶ月が経ち、メディアでは少しずつ復興ムードになりつつある様子が流されますが、被災地の現状はまだ厳しい状況です。 

 

これからも

 

●現地で活動するボランティアや人的支援

●個別ニーズに合わせた生活物資などの物資支援

●義捐金などの経済的支援

 

など、様々なサポートが継続的に必要だと痛感しました。 

 

 

 

 

さて、次回は被災地での活動を終え大阪に帰ってきた

「その後」についてお話したいと思います。

 

災害ボランティアに行ってきました

こんにちは、ECC社会貢献センタースタッフの長尾です。 

スマイルブログを書くのは何年ぶり?!というくらい久々の登場です。  

実は510()14()まで東日本大震災の被災地に行ってきました。その報告をしたいと思います。 

ishinomaki.JPG  

 

 

311日の震災発生時から「現地に行って何か出来ることをしたい!」という想いでいっぱいでしたが、右も左もわからない自分が現地に行って逆に迷惑をおかけしてしまうのではないかと思い、躊躇していました。 

 

ところが今回、『大阪府社会福祉協議会、大阪市社会福祉協議会、堺市社会福祉協議会』が合同で企画された「ボランティアバス」を通して、被災地でのボランティア活動に参加することができました。

 この「ボランティアバス」というプログラムでは、活動場所、宿泊施設、現地までの移動手段などを主宰団体が手配してくれるので、災害ボランティアに初めて参加する人でも、安心して現地で活動することが出来ます。  

 

 

余談ですが、僕が乗ったボランティアバスは4月26日に電話での先着順申込がありました。

申込当日9時から受付が開始して、すぐに電話が殺到。

なんと!9時10分には定員である40名に達したため締め切ったそうです。

その後も電話は鳴り続け、その日だけで約300名を越える方々から申込に関するお電話があったそうです。

それくらい関西からも「現地で活動したい!」という想いを持った方がいらっしゃるんですね。

ちなみに僕は9時9分くらいに電話が繋がり、申し込みをすることが出来ました。  

 

 

 

 

 

災害ボランティアでは作業着や長靴など以外にも、食料や水も基本的に持参することになります。

これは現地ではまだ物流が回復していない所も多く、ボランティアが現地のスーパーやコンビニで食料品を買ってしまうと、現地の方が買う分がなくなってしまうから、という理由からです。  

 

 

参考までに持っていった物を紹介しますね。

 

・つなぎ(作業用)

・雨がっぱ(ヘドロの除去や、水を使っての清掃時に着用)

・ヘルメット

・防塵ゴーグル(曇り止めスプレーをした方がいい)

・マスク(N95)

・長靴

・長靴の中敷(ガラスや釘を踏んでも通さない鉄板が入ったもの)

・ドライバーズ手袋(白い綿のもの)

・厚手の靴下

・ゴム手袋(台所用は×、ごっついやつ)

・笛

・小型の懐中電灯

・カロリーメイト、カップラーメン、缶詰など

・水2ℓ×2 

などなど     

 

 

さて、現地での活動は・・・

 

次回お伝えしますね。