代表挨拶

 ユネスコの憲章前文に『戦争は人の心の中で生まれるものだから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない』という一文があります。この『平和のとりで』を築く上で、すべての子どもと大人にとって『教育』が大切な意味をもち、民族間・異文化間の衝突や紛争、人権の侵害・抑圧、開発・環境などの課題に対して、個人・団体が社会を創る仲間として繋がっていく必要が感じられます。

 ECC社会貢献センターは、一人ひとりの心身の健康と自己実現を応援し、社会の課題解決に繋がる行動を促進する教育環境づくりに取り組んでいます。個人・グループ(組織)・社会が相互作用を起こしながら、育ち合い、発達し合える土壌を耕していくという課題を意識し、山口学園3校の学生と教職員とともに、また同じ方向に歩む学園外の個人や教育機関・国際機関・行政・企業・NPOの方々とともに、『多様性を認め合う、一人ひとりが輝く社会』を築いていきたいと考えています。社会を紡ぐ一人ひとりの声を聴きあい、一つひとつの社会の課題に対して意識を高め、個人やグループ(組織)がそれぞれの立場で行動をおこすことで、個人にとっても、グループ(組織)にとっても、社会にとっても、その潜在的な力が存分に発揮され、新しい可能性が開かれ、将来への希望に繋がっていくのではないでしょうか。

 次世代が平和で幸せであるために、また、平和で幸せな社会を創り出す次世代が育つためにも、今、ここで、身近な社会の課題を見つめ、個人として、グループ(組織)として自分にできることを考え、行動する、信頼のネットワークを築いていきましょう。

学校法人山口学園ECC社会貢献センター
代表 東口千津子