学生相談室

時間の捉え方を意識してみましょう!2009年04月14日

新学年も始まり、生活リズムを元に戻すことはできたでしょうか。
いざ学校が始まると、朝起きに苦労した人も少なくないと思います。                                  

睡眠時間については、個人差はありますが、日中すっきりと活動できる睡眠を
確保したいものです。
授業に出席しても、頭がボーッとして、有効に過ごすことができないのは、
大変もったいないことです。                                                     

皆さんは、時間を有効に過ごすということについて、日頃どのくらい意識していますか。
体調は良くても、目の前のことに興味が持てず、やる気が出ないまま
何となく取り組んだり、目標はあるけれど、辛いという気持ちばかりを
感じながら取り組んでいたり、意識の持ち方・時間の捉え方で、
日々の過ごし方は変わってきます。                                                

1日24時間、皆に対して時間は同じように流れています。
その時間を自分にとって、意味あるものとして過ごすためには、
どうすればよいか考えてみましょう。                                            

先の例で言うと、~に興味が持てない事実があったとしても、
そんな自分を発見したことが、逆に何なら興味を持てるのかを再確認したり、
また辛い気持ちばかりで目標に向かっていくのではなく、
課題を一つひとつ越えていく「喜び」に焦点をあてながら過ごすことで
自然と笑顔がこぼれたり…。
またそんなあなたの姿が周りを元気にするでしょう。                                 

時間の捉え方を意識しながら、毎日を大事に過ごしましょう。


目標を立ててみましょう!2007年07月25日

 街なかを歩いていると、「暑い」と感じることをはじめ、お店のウインドウや広告、
飲食店のメニュー、人々の服装など、いろいろなところから夏の雰囲気を感じる
季節になりました。
 
 また夏休みを迎える季節でもあります。夏休みになると、毎日の生活リズムが
変わってくる人も多いでしょう。ついつい夜更かしをし、朝遅くまで寝ていたり、
冷たいものを食べ過ぎたり飲みすぎたりしてしまいがちです。
毎日を元気に過ごせるよう、どんな夏休みにしたいか、できるだけ自分なりの
目標を立ててみましょう。
 
 目標を立てる際は無理のないように、達成することがある程度可能だろうと
思われる目標にし、夏休みが終わったときには、達成感や充実感をしっかりと
味わえるようにできればいいですね。


いま節目を迎える卒業生のみなさんへ2007年03月05日

 卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。みなさんは今節目を迎え、今までの学生生活を振り返ったり、今後の準備をしたりと、今までの自分・今の自分・これからの自分をつなぎ合わせ、気持ちを整理されている方も多いと思います。
 新生活には楽しいこともたくさんあるでしょうし、課題が出てくることもあるかもしれません。課題を解決できずにしんどいとき、「時間」というものを視野に入れることもいいことかもしれませんね。今解決できないことを絶望するのではなく、自分を信じて待つ、ということができると人は少し楽になることもあります。みなさんが自分のペースで焦らずに成長していけることを祈っています。


インターネットや携帯電話への依存について考える2006年11月09日

インターネットや携帯電話への依存について考える―― 
 社会の急速なIT化は、生活を便利で快適なものにしてくれる反面、不適切な使用によって人間の「こころ」と「からだ」に大きな弊害をもたらしている部分があります。

テクノストレス症候群…米国の心理学者ブロードが1984年に提唱。以下の2つに分けられます。
  テクノ依存症 コンピュータ以外のことや人間社会への興味を失い、仕事の目的ではないのにコンピュータに異常に長い時間を費やすようになりやめられなくなる。だんだんコンピュータの中で空想的な自己万能感を抱くようになり、周囲の人を見下したりして、他者との協調性が失われていく場合もある。
  テクノ不安症 コンピュータ使用への苦手意識から抵抗感や嫌悪感を抱いたり、長時間の操作によりイライラ感(不安焦燥感)、無気力感、気分の落ち込みなどを感じ、心身の消耗を招いたりする。

 小此木啓吾(おこのぎけいご)氏は、携帯やネットへの依存が高まってきた背景として、現代の若者を象徴する五つの心理を指摘しています。
①現実社会では自信がなくても、インターネットの中では匿名で別の人格を演じることができる。
②インターネットから得られる巨大な情報は無限の知的好奇心を満たし、ある種の全能感が湧き起こる。
③自分が傷つくことなく、気持ちを純粋に相手に伝えられる。
④自分の過去を知らない新しい友達と親密な一体感がもてる。
⑤現実の人間社会と異なり、義務や責任が伴わないので、嫌になったらいつでもやめられる。

 最近は、寂しさを紛らわすために始めたチャットや出会い系サイトなどから、犯罪に巻き込まれるケースも増えています。また、テレビゲームや携帯メールが、子どもの脳やこころの発達に悪影響をもたらすという指摘もあります(例:注意力や思考力・判断力の低下、コミュニケーション力の低下、攻撃的・自己中心的な行動など)。携帯やネットへの過度の依存から抜け出すには、それに代わる健康的なストレス発散法(スポーツ、遊びなど)を見つけることや、友達と直接会って話をする機会を増やすことなどが有効とされています。
 時には人と関わることがおっくうになったり、人間関係がさまざまな悩みや葛藤を生じさせたりすることもあるでしょう。しかしながら、人は人との出会いを通じて自分を知り、多様な視点を吸収し、成長していきます。日常生活の中で時々は、自分が携帯やネットの世界に心を奪われすぎてはいないか、現実逃避の手段として過度に使用していないか、など振り返りながら、IT社会とよりよいお付き合いをしていけたらいいですね!


                       引用・参考文献 星野仁彦 気づいて!こどもの心のSOS VOICE 2006
学校法人山口学園 ECCアーティスト専門学校 学生相談室カウンセラー 本村暁子


コミュニケーションってなんだろう?2006年09月22日

kokoro.gif皆さん、夏休みはいかがでしたか?過ごし方はいろいろでも、それぞれ二度とない大切な「時間」が流れ、そこには「自分自身」を含めた様々な人との関わりがありコミュニケーションがあったでしょうね。
 さて、「コミュニケーション」という語を国語辞典でひいてみると、「ことばや動作などによって、たがいの考えや気持ちを伝え合うこと」とあります。「コミュニケーション」と聞くと、つい「ことば」で「伝えること(発信)」だけを思い浮かべてしまい、それがうまくいかないと全て「発信者」側の力不足のように感じてしまいがちです。しかし、実際には具体的な「ことば」以外のメッセージを互いにやり取りし、常に大きな影響を与え合っているといえます。コミュニケーションがスムーズでないな・・と感じるときには、発信者としてだけでなく受信者としての自分のありようにも目を向けてみる必要があるかも・・?
小中学生との活動の中でとても印象深かったことに、「ピンポン」(卓球というよりもここではこの言葉がピッタリ・・)があります。卓球台をはさみただ黙々と相手の打ったピン球を返すという時間を重ねるうち、一時的に元気を失い登校しづらくなっている子どもたちの多くが少しずつ元気を取り戻していきました。なぜ・・?今振り返ってみると、そこには「ことば」はなかった(お互い全く無言という場合も・・)けれど、1球打つごとにピン球とともに行き交う「相手への気遣いや思い」があったと思うのです。相手の様子に目を配りその内面を推し量って慎重に大事にラケットを振るお互いがいて、相手の「ピンポン」の腕前は?どこに打ったら返しやすいかな?今どんな気持ちでいるのかな?など・・。それは温かなメッセージが豊かにやり取りされる、まちがいなく「コミュニケーション」の時間だったのだと思います。
「ことば」(もちろん伝える中身も)という表面に見えるものは重要です。しかし、人との関係性を真に築くためには、水面下にあるはずの「何かを伝えたい」「つながりたい」という相手への思いが大切ですね。
学校法人山口学園 
学生相談室本部内相談室カウンセラー  小原祥子


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