ACTIVITIES

Event Report

中崎町
キャンドルナイト

2019.02.09・10

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地域のぬくもりを感じる
中崎町、冬の風物詩。

中崎町エリアでの冬の恒例イベント「中崎町キャンドルナイト(済美冬祭り)」。2月初頭にコミュニティースペース・中崎町ホールにて開催されました。もともとこの場所にあった済美(せいび)小学校。2009年の校舎取り壊しに際して、地域住民の方々が「思い出にしたい」と行われたイベントが出発点になっています。当初は一度きりの予定でしたが、中崎町ホールが完成後、定例イベントとして復活しました。それからは規模は年々大きくなり、キャンドルナイトのポスターを掲示する店数も100を突破しました。山口学園3校の学生は、2009年の第一回から運営に関わってきました。今では、大量のキャンドルを手際よく並べたり、ステージづくりをするなど、運営には欠かせない存在になっています。ポスターはECCコンピュータ専門学校の学生たちが腕を競い合って制作し、グランプリに選ばれたポスターが中崎町の街中を彩ります。地域のぬくもりとキャンドルの温かさに包まれた、アットホームなイベントの模様をご紹介します。

  • まだまだ日の高い午後からキャンドルを設置。実行委員が毎年趣向を凝らしたレイアウトに沿って並べていきます。 

  • そのころ、中崎町ホール内のステージもリハーサル。司会の二人も参加して本番に備えます。 

  • 16:30よりキャンドル点灯式とポスターの表彰式がスタート。司会を務めた王さん、川邉さんが自己紹介。 

  • いよいよ点灯です。地域の人たちと火を分け合い、敷地内のキャンドルを灯していきます。 

  • ポスターコンテストでグランプリを受賞した今西 涼さん。表彰式では、盛大な拍手にはにかんでいた今西さん。式を終えて小西先生と一緒に記念撮影! 

  • ステージのプログラムは天満中学校吹奏楽部のみなさんによる演奏から。最初から立ち見が出るほどの盛況ぶり。 

  • ようやく空も暗くなってきました。キャンドルが一段と美しくゆらめきます。キャンドルホルダーは第一回目から使い続けているものも。 

  • みんなで頭を悩ませながら並べていた「中崎町」キャンドル文字もこの通り! 

  • 来場者も途絶えることなくやってきます。学生たちは風で消えてしまったキャンドルに火をつけたり、会場を巡回して維持に務めます。 

  • プログラム終盤はみんなで合唱。ステージに立った手話エンターテイメント発信団「oioi」さんと共に手話を交えて歌いました。 

  • プログラムは無事終了!最後は参加した山口学園の学生たちで一枚。日本人学生も留学生も一緒になって盛り上げたひとときでした。 

ACTIVITY PHOTO

  • まだまだ日の高い午後からキャンドルを設置。実行委員が毎年趣向を凝らしたレイアウトに沿って並べていきます。 

  • そのころ、中崎町ホール内のステージもリハーサル。司会の二人も参加して本番に備えます。 

  • 16:30よりキャンドル点灯式とポスターの表彰式がスタート。司会を務めた王さん、川邉さんが自己紹介。 

  • いよいよ点灯です。地域の人たちと火を分け合い、敷地内のキャンドルを灯していきます。 

  • ポスターコンテストでグランプリを受賞した今西 涼さん。表彰式では、盛大な拍手にはにかんでいた今西さん。式を終えて小西先生と一緒に記念撮影! 

  • ステージのプログラムは天満中学校吹奏楽部のみなさんによる演奏から。最初から立ち見が出るほどの盛況ぶり。 

  • ようやく空も暗くなってきました。キャンドルが一段と美しくゆらめきます。キャンドルホルダーは第一回目から使い続けているものも。 

  • みんなで頭を悩ませながら並べていた「中崎町」キャンドル文字もこの通り! 

  • 来場者も途絶えることなくやってきます。学生たちは風で消えてしまったキャンドルに火をつけたり、会場を巡回して維持に務めます。 

  • プログラム終盤はみんなで合唱。ステージに立った手話エンターテイメント発信団「oioi」さんと共に手話を交えて歌いました。 

  • プログラムは無事終了!最後は参加した山口学園の学生たちで一枚。日本人学生も留学生も一緒になって盛り上げたひとときでした。 

INTERVIEW

鈴木 芙美夏さん

ECCコンピュータ専門学校
ゲームプログラム開発コース1年

キャンドルを並べ終えて(点灯前)
中崎町キャンドルナイトは初めて参加しました。私は屋外でキャンドル設置係を担当しました。「中崎町」という文字の形に配置するのときが難しかったです。「ここ少し曲がってるね」「こうしたらやりやすいよ」など、地域の方々からアドバイスをいただきながら、みんなで並べました。みなさん気兼ねなくどんどん話しかけてくださり、この町の人たちはフレンドリーな人が多いなと思いました。点灯後はどんな感じになるのか楽しみです。

西元 桃香さん

ECC国際外語専門学校
大学編入コース1年

今回のボランティアで学んだことは
キャンドルナイトについては高校生のころから知っていました。ECCでボランティアとして参加できることを知り、今回参加してみることに。キャンドル設置を終えて、広場に整然と並んだキャンドルを見たときは、とても達成感を感じました。いつもはイベントを見に行く側ですが、今回はお出迎えする側です。来場者の方々がキャンドルを嬉しそうに眺めている姿を見て、「喜んでもらえる嬉しさ」を知る機会になりました。

曾 冠華さん

ECC国際外語専門学校
日本語学科(台湾出身)

日本のキャンドルナイトについて
台湾にはこういった小さい町単位でのイベントがないので、とても面白いと思いました。キャンドルナイトは台湾でも見たことがあったのですが、日本のほうが綺麗に見えるように感じました。空気の関係かもしれません。
私は台湾で働いているときに、日本人のお客さんに対応する機会があり、日本語を勉強していたのですが、もっと日本語がうまくなりたいと思い留学してきました。去年の秋に来たばかりなので、何もかもが新鮮で発見がたくさんあります。今日食べたカレーもとても美味しかったです。

川邉 美奈さん

ECCコンピュータ専門学校
IT開発エキスパートコース1年

ボランティアの醍醐味とは
私はステージの司会を担当しました。中学生の時、放送部として校内放送などを行っていました。今日は約5年ぶりにマイクの前で話すことに。事前にステージ全体の流れを把握しておき、臨機応変に対応できるように心がけていました。実際にやってみると、話し出すタイミングを計るのが難しかったです。
キャンドルはイルミネーションとはまた違った温かさがあるなと肌で感じます。ゆらゆら揺れる炎が綺麗で、中崎町のレトロな雰囲気にも合っていると思います。ボランティア活動を通して、地域の人たちと話す機会が増えました。新鮮な視点に出会ったり、新しい知識を得る良い機会になっていると感じています。

MESSAGE

中崎町キャンドルナイトは、地域による地域のためのお祭りです。昔から住んでいる方も最近住み始めた若い方も、一緒にイベントを作っていきたいなと思っています。学生の皆さんには、ボランティア活動をしながら、「地域の良さ」を感じていただきたいですね。

浅香保 ルイス 龍太様
(中崎町キャンドルナイト実行委員会)

EDITOR'S NOTE

山口学園にとっても関わりが深いイベントです。そのせいか「ECCの学生さん」といって温かく迎える地域の人たちの姿が印象的でした。スタッフ用に振る舞われたカレーも特別に食べさせていただきましたが、とっても美味しかったです。中崎町ホールにはキャンドルナイトのこれまでの歩みについての展示も。地域の紡いできたつながりを感じます。地域のぬくもりとキャンドルの温かさがすっとリンクするようなイベントでした。

(ハピボラ編集部)