カラフルな思い出作り
2021年は新型コロナウイルスの影響で次々とイベントが中止。流行が落ち着いた11月、「何か子どもたちに思い出を残したい」と大阪市大正区の泉尾東地域まちづくり実行委員会が「子どもの集い」を企画しました。このイベントにECCアーティスト美容専門学校から9名が参加。普段は山口学園のある北区での活動が多い学生たちですが、NPO法人や区役所スタッフなど地域活動を行うたくさんの人の声と声がつながって、今回初めて大正区での活動が実現しました。学生たちが担当したフェイスペイント＆ネイルブースは、開始直後から子どもたちが殺到！一時は整理券を発行するほどでした。穏やかな秋の日、子どもたちの思い出をカラフルに彩った時間になったようです。
会場は「泉尾東小学校」の運動場。設営は、地域の方々とECCボランティア学生が共同で行いました。さかなつりや駒作り、ストラックアウトなど、飲食を伴わない遊びブースが並びます。
フェイスペイントを担当したのはヘアメイクアーティストコースの1年生たち。サンプル表の中から好きなペイントを選んでもらいます。「やっぱりこっちにする～」という心変わりにも柔軟に対応します。
サンプルを見て、「同じのを描いてほしい！」と子どもたちが続々と。繊細な描写を絶賛され学生たちもこの表情！
ネイル施術はトータルビューティスタイリストコースの二人で。子どもたちの爪は小さいので、慎重に塗り進めていきます。
子どもたちとの交流もこの活動の楽しみの一つ。「今学校ではどんな勉強しているの？」「好きな食べ物は？」など、施術中のトークも弾みます。
施術後の仕上がりを見せてもらいました。ペイント、ネイルともに洋服にあわせて水色でコーディネイトしてもらったそう。美容の楽しさを伝える機会にもなりました。
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会場は「泉尾東小学校」の運動場。設営は、地域の方々とECCボランティア学生が共同で行いました。さかなつりや駒作り、ストラックアウトなど、飲食を伴わない遊びブースが並びます。
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フェイスペイントを担当したのはヘアメイクアーティストコースの1年生たち。サンプル表の中から好きなペイントを選んでもらいます。「やっぱりこっちにする～」という心変わりにも柔軟に対応します。
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サンプルを見て、「同じのを描いてほしい！」と子どもたちが続々と。繊細な描写を絶賛され学生たちもこの表情！
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ネイル施術はトータルビューティスタイリストコースの二人で。子どもたちの爪は小さいので、慎重に塗り進めていきます。
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子どもたちとの交流もこの活動の楽しみの一つ。「今学校ではどんな勉強しているの？」「好きな食べ物は？」など、施術中のトークも弾みます。
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施術後の仕上がりを見せてもらいました。ペイント、ネイルともに洋服にあわせて水色でコーディネイトしてもらったそう。美容の楽しさを伝える機会にもなりました。
竹田亜矢さん 森本綾弓さん
ECCアーティスト美容専門学校
トータルビューティスタイリストコース 1年
- この活動を通して学んだこと
- 整理券を発行するほど大勢の子どもたちが来てくれて、想像以上でした。今日は、スキルアップのために一人でも多くの子どもたちの爪に触れられたらと思っていたので、とても嬉しかったです。もっとスピーディーに施術できるようになりたいという新たな目標もできました！（森本さん）
今日は子どもたちの喜ぶ顔がたくさん見れてとても楽しかったです。他コースの学生たちと一緒に活動するのは初めてだったのですが、メイクを専門的に学ぶみなさんの高度な施術を間近で拝見して、私も頑張らないと！と奮い立たせる機会にもなりました。（竹田さん）
天野由那さん 宮原未来さん
ECCアーティスト美容専門学校
ヘアメイクアーティストコース 1年
- この活動で嬉しかったこと
- 子どもたちはすぐに動きたがるので、顔を固定したり、会話で興味を引き付けたりしながら工夫して施術を進めました。施術スタート時に元気がなかった子が、仕上がったペイントを見てすごく喜んでくれたときは、ものすごい達成感を感じました。（天野さん）
施術した子どもたちの中には「またお姉さんに描いてほしい！」と何度もブース来てくれる子もいました。指名してもらうとやはり嬉しくなりますね。泉尾地域の方々はとても親切で、困っていたらすぐに助けてくれたり、定期的にブースの様子を見に来てくれたり、終始気にかけてくださっていました。私たちも楽しみながら取り組むことができました。（宮原さん）
子どもたちにとっては久しぶりの地域イベント。目新しいフェイスペイントやネイルのブースは大盛況でした。子どもたちの年齢に近い学生さんたちが居てくれたことで、会場も一層活気づきました。様々な方との交流も楽しみながら、地域の一員として参加していただけたら嬉しいです。
泉尾東地域まちづくり実行委員会
小松真里様（写真右）
「泉尾東子どもの集い」は、子どもたちの思い出に残るようなイベントを一つでも開いてあげたいという、地域の方々の熱い思いで企画されました。
お話を伺った小松さんも実は泉尾東小学校の卒業生。地域の中でバトンを繋ぎながらまち全体で子どもを育てているんだなと、泉尾エリアの強い絆に触れる機会になりました。（ハピボラ編集部）
