夏祭りで笑顔あふれる屋台体験
個性的なショップやカフェが建ち並ぶ街、中崎町。山口学園からすぐのところにある中崎町ホールで開催されるのが、済美カーニバルです。山口学園の学生にとって最も身近なこのお祭りでは、毎年屋台やゲームコーナーのお手伝いをメインに多くの学生が活動に参加します。今年はイベントの掲示ポスターもはじめて担当。お祭り初日の取材日には、イベントサポートとして18名の学生が参加しました。
活動場所は会場西側にある子どもの遊びコーナーと、東側にある屋台コーナー。2つのエリアに分かれてイベントをサポートします。屋台でかき氷をつくったり、遊びゾーンでは子どもに遊び方のフォローをしたり。地域の人や来場者さんたちと楽しく会話しながら、お祭りムードを盛り上げていきます。
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廃校の跡地に「人が集まる場所を」と住民が主体となってたちあげた夏祭り、済美カーニバル。
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かき氷やイカ焼きの屋台、輪投げや射的のゲームコーナー。子どもが楽しめる出店が盛りだくさん。
活動場所は会場西側にある子どもの遊びコーナーと、東側にある屋台コーナー。2つのエリアに分かれてイベントをサポートします。屋台でかき氷をつくったり、遊びゾーンでは子どもに遊び方のフォローをしたり。地域の人や来場者さんたちと楽しく会話しながら、お祭りムードを盛り上げていきます。
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地域の一員として、暑さを吹き飛ばすような笑顔の2日間。
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夏祭りの風物詩、かき氷は一番の人気屋台。「どの味にしますか?」と大忙し。
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受け渡しを待つ間、来場者さんとお話しながら自然に笑みがこぼれます。
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お祭りの終盤、会場中央にもうけた櫓(やぐら)を囲って恒例の盆踊り!
済美カーニバルの運営にたずさわり、40年以上になります。参加する人た
ちはもちろん、裏方としてお祭りを盛り上げていく側も、笑顔で過ごせる
楽しい行事です。お祭りを運営する目的の一つは、子どもを楽しませるこ
と。スタッフが楽しんでいる姿をみて、子どもも自然と笑顔になれます。
学生のみなさんも楽しみながら参加してください!
済美カーニバル実行委員長
安田千秋様(写真右)
※取材時は前年度委員長の吉川郁夫様(写真左)も同席くださいました
何 蔓萱(カ マンケン)
ECC国際外語専門学校
日本語学科
(台湾出身)
- 参加したきっかけを教えてください。
- ボランティア自体は3回目の参加になります。1年しかない留学期間の中で、できる限り日本ならではのお祭りに参加したいと思ったのがきっかけです。アニメやドラマでみていたお祭り文化は、日本にしかないものだなと実感しました。近々来日する姉に今日のお祭りのことを話したいです!
陳 以軒(チン イケン)
ECC国際外語専門学校
グローバルビジネスコース 1年
(台湾出身)
- 活動に参加してうれしかったことは?
- アニメの世界が現実になってる!とテンションがあがりました!スタッフのみんなに「いっておいで」といわれて盆踊りに参加しましたが、みんな浴衣姿で上手に踊れていてすごいなあって。地元の人たちの温かさやワイワイとした楽しい雰囲気、ここでしか味わえない体験ができて楽しかったです!
中村 匠さん
ECC国際外語専門学校
国際エアラインコース 3年
- 参加してみてどうでしたか?
- クラスメイトにすすめられて参加しました。小さい子どもと遊ぶのが好きなので、こういったイベントに参加できて楽しかったです。実際に参加してみて、地域の方々の気遣いを間近に感じました。ボランティアの僕達にも「何か食べておいで」と声をかけてくださり、親しみやすいお祭りだなあとあらためて思いました。
細田海斗さん
ECCコンピュータ専門学校
Webデザインコース 1年
(掲示ポスター制作)
- ポスター制作にチャレンジした理由を教えてください。
- お祭りなどのイベント行事が好きで、少しでも関わりたかったからと、自分にとって良い経験になると思ったからです。
- ポスターのデザインでこだわったところは?
- こだわったのは色使いです。夜空に映える提灯のほのかな光や、ポスターの縁に配置したお祭りの櫓の赤と白といった色で、視覚的にインパクトのあるデザインにしました。お祭りの楽しさ、夏の暑い日に食べるかき氷が身にしみる感じをイメージしてデザインしました。
済美カーニバル実行委員会のインタビューでは安田さんに加え、前年度まで委員長を務められていた吉川さんも同席くださいました。イベントの成り立ちや中崎町ホール建設までの道のりなど、地域の歴史についてもじっくりと伺う時間となりました。最後に「子どもたちのリクエストにはどんどん答えていきたい」と抱負を語った安田さん。その隣では吉川さんが満面の笑みを浮かべていました。最高のバトンリレーを拝見して胸が熱くなりました。