地域の方々の地元愛にふれるひとときに
山口学園からすぐの「済美福祉センター(中崎町ホール)」では、毎年夏に「済美カーニバル」と呼ばれるお祭りが開催されています。「済美カーニバルは“手づくりのお祭り”なんです」と話すのは実行委員長の安田さん。盆踊り、屋台、子ども向けゲームコーナーと盛りだくさんなラインアップですが、実はすべて地域の方々が自ら企画・準備し、当日の運営まで行っていると言うから驚き!“オール済美”でつくり上げる、アットホームな夏の恒例行事です。
参加した学生たちはそれぞれ担当ブースに分かれて活動します。かき氷、イカ焼き、もぐらたたき、輪投げなど種類も豊富。どのブースでも開始前に地域の方からじっくりとレクチャーいただけるので、初ボランティアの方も気軽にチャレンジ可能!来場者を楽しませることはもちろん、自身もお祭りを楽しむことが運営ボランティアの最も重要なミッションです。
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イベント時には中央に櫓(やぐら)が設置されます。目玉コンテンツは何といっても盆踊り!
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掲示用ポスターは、昨年に続きECCコンピュータ専門学校の学生がデザインしました。
参加した学生たちはそれぞれ担当ブースに分かれて活動します。かき氷、イカ焼き、もぐらたたき、輪投げなど種類も豊富。どのブースでも開始前に地域の方からじっくりとレクチャーいただけるので、初ボランティアの方も気軽にチャレンジ可能!来場者を楽しませることはもちろん、自身もお祭りを楽しむことが運営ボランティアの最も重要なミッションです。
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かき氷コーナー。機械の使い方は地域の方が教えてくれるので初めてでも安心!
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運営スタッフは済美地域にゆかりのある方ばかり。アットホームな雰囲気なのでECC学生たちもすぐに馴染んでいました。
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大人気のもぐらたたきゲーム。“もぐら”の操作はECCの学生が担当。子どもたちのハイレベルな叩きっぷりに学生たちもこの表情!
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ゲーム後、景品引換券を手渡すのもECC学生たちの役目。何度もチャレンジするリピーターの子どももいたそう。
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イベント終盤はECC学生たちも盆踊りに参加。実行委員長の安田さん(写真中央左)と一緒に、河内音頭やバハマ・ママを踊りました。
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済美カーニバル初日が無事に終了!運営スタッフとしても地域の一人としてもイベントを楽しみ尽くした一日になりました。
済美地域は年々子育て世代の人口が増えてきています。来場者数も右肩上がりなので、こうやって大勢の学生さんに参加いただけとても助かっています。開催前には「盆踊りの練習」も行っており、今年初めてECCさんにもお声がけさせていただきました。参加された学生さんには「自分も地域の一員であること」をより感じてもらえたかと思います。盆踊りに興味がある方はぜひ練習にもご参加ください!
済美カーニバル実行委員長
安田千秋様
宮木汰一さん
ECCコンピュータ専門学校
ゲーム開発エキスパートコース 3年
- 活動の中で印象に残っていることはありますか?
- ボランティアの魅力は、いろいろな地域の方とふれあえるところだと思います。今日も休憩時間に地域の方から中崎町の歴史や、済美カーニバルの成り立ちについて教えていただきました。顔見知りがたくさんいる地域って羨ましいなぁと思いましたし、みなさんの地元愛も感じとることができました。
大阪城トライアスロンに続き2度目のボランティア活動でしたが、今回もとても楽しかったです!ボランティアをすると社会人になるために必要な経験が積めますし、コース問わずいろんな学生に参加してほしいですね。
堀内悠子さん(学生スタッフ)
ECCコンピュータ専門学校
IT開発研究コース 2年
- 活動中に心がけていたことはありますか?
- 子どもと接するのがあまり得意ではないので克服できたらと思い参加しました。担当したもぐらたたきコーナーでは、主にもぐらの操作を任されました。年齢にあわせてもぐらの動くスピードを調整するように心がけていました。子どもたちも楽しそうでしたし、自分もゲーム感覚で操作を楽しめて充実感がありました。
- 学生スタッフになろうと思ったきっかけは?
- 人と関わる機会を増やしたいなぁとずっと考えていました。学生スタッフになれば他の学校やコース違いの学生とも話せるチャンスが生まれると思い加入を決めました。新たな友だちもできましたし、新しいボランティアの情報がすぐに知れるのも良いところだと思います!
宋 宛樺(ソウ エンカ)さん
ECC国際外語専門学校
日本語学科
(台湾出身)
- 参加しようと思ったきっかけを教えてください
- 日本のドラマやアニメにたびたび盆踊りが出てくるので興味がありました。事前に開かれた「盆踊りの練習」で地域の方に教えていただいたのですが想像以上に難しかったです。今日会場でいろいろな人が踊っている様子を見て、本当にドラマやアニメと同じだ!とビックリしました。普段交流する機会がない日本人の学生たちとコミュニケーションがとれたのも良かったです。
お盆の時期に、ご先祖を供養する行事としてはじまった盆踊り。済美カーニバルで披露された中で私が一番印象に残った曲は「バハマ・ママ」。1970年年代にドイツのバンドが発表した曲で、「○○音頭」とはまた一味違うディスコソング。くねくねしながら踊ったり、「ヘイ!」という合いの手を入れたり、とにかくノリノリで楽しそう!調べてみると意外や意外、全国の盆踊りで踊られているそう。これはもう覚えておいて損はない?!(ハピボラ編集部)