ACTIVITIES

Event Report

大阪市北区
防災フォーラム

2020.02.15

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防災×特殊メイク!?
応急手当をリアルに伝える。

「北区防災フォーラム」は、大阪市北区役所が主催する、子どもから大人まで楽しみながら防災を学べるイベント。基調講演とトークセッションを軸に災害救助犬のデモやワークショップ、地震体験など多彩なプログラムで行われました。今回取材を行ったのは「応急手当プログラム」。応急手当と「傷の特殊メイク」をかけ合わせたフォーラム初の試みです。施術を担当したのが特殊メイクコース2年の学生たち。これまで学んだ技術を駆使した傷メイクの仕上がりに、参加者たちは恐る恐る触れたり、色んな角度から眺めてみたり。中には「本当に痛い気がしてきた」と言う方も。リアルな傷を前にしての応急手当体験は、実践さながらで集中力も高まり学習効果につながるそうです。そんな楽しくも痛い?!学びに溢れたプログラムブースの様子を取材しました。

  • こちらが傷メイクブース。応急手当を担当する大阪医専・救急救命学科の学生たちにも、デモを行うために傷メイクを施します。 

  • 参加者は、擦り傷・ぱっくり傷・切り傷の3種類の中から傷を選びます。どれも約10分ほどで完成! 

  • 傷を見て固まる子どもに、学生たちも思わずにっこり。リアルな傷メイクが作れたと手ごたえを感じる瞬間です。 

  • 施術を終えた方に傷メイクを見せていただきました。んー!これは痛そう!ご両親も感嘆の声をあげていました。 

  • 日常ではあまり見ることのない特殊メイクの絵具や道具に、参加者も興味津々。施術中の会話も弾みます。 

  • 会場には、救助犬がデモンストレーションのために駆けつけていました。学生たちは休憩時間に様々な防災プログラムを体験することができます。 

ACTIVITY PHOTO

  • こちらが傷メイクブース。応急手当を担当する大阪医専・救急救命学科の学生たちにも、デモを行うために傷メイクを施します。 

  • 参加者は、擦り傷・ぱっくり傷・切り傷の3種類の中から傷を選びます。どれも約10分ほどで完成! 

  • 傷を見て固まる子どもに、学生たちも思わずにっこり。リアルな傷メイクが作れたと手ごたえを感じる瞬間です。 

  • 施術を終えた方に傷メイクを見せていただきました。んー!これは痛そう!ご両親も感嘆の声をあげていました。 

  • 日常ではあまり見ることのない特殊メイクの絵具や道具に、参加者も興味津々。施術中の会話も弾みます。 

  • 会場には、救助犬がデモンストレーションのために駆けつけていました。学生たちは休憩時間に様々な防災プログラムを体験することができます。 

INTERVIEW

宮本 伽羅さん

ECCアーティスト美容専門学校
特殊メイクコース 2年

活動を終えての感想
普段の生活では地域の方や他の学校の方と交流する機会がなく、学生のうちに色んな方とコミュニケーションをとっておきたいと思い、参加しました。
子どもたちを施術するときは、フレンドリーな口調で話すことを意識していました。仕上がった傷メイクを見て「本物みたい!」と驚いてくれたのは嬉しかったです。
今日取り組んでみて、1年生の時に比べて傷メイクを肌に馴染ませることができるようになったなと感じました。これからも日々リアルさを追求してスキルをあげていきたいです!

MESSAGE

私たちは、通常の防災訓練でもリアリティーを大切にしています。実は、応急手当の方法は、一度学んでも忘れてしまう方が多いんですが、今回のような「傷の特殊メイク」とのコラボにより、集中力が高まり記憶に残りやすくなります。また、多くの方に応急手当への興味をもってもらうことができました。ご協力ありがとうございました。
学生のみなさんには、地域の方との一対一のコミュニケーション、他の学校の学生さんとの交流を今後も楽しんでいただけたらと思います

北区役所地域課 担当係長 谷山 耕司様

EDITOR'S NOTE

学生たちのブースの隣には、災害時にも使えるBHPというツボ押しや体操が学べるブースもありました。そちらのスタッフの方に、突然「カメラマンさん、肩だいぶ凝ってますね。私ずっと気になっていたんです。」と声を掛けられ、図星。めちゃくちゃ凝ってました。ツボ押し、機会があれば是非体験してみたいです!
(ハピボラ編集部)