ACTIVITIES

Event Report

フクシナンデス

2020.09.13

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ヘアメイクを通じて、
障がい者と一緒におしゃれを楽しむ。

「フクシナンデス」は障がい者とともにおしゃれを楽しむファッションイベント。企業や個人から寄付されたファッションアイテムを使い、モデル×コーディネーターのペアでコーデを考えます。1日目はコーデの完成~プロカメラマンによる撮影会、2日目はオンラインでのファッションショーが行われました。
このイベントに、ECCアーティスト美容専門学校・ヘアメイクアーティストコースの学生たちが、ヘアセットとメイク担当として参加。授業で学んだ知識をフル活用して、イベントを華やかに盛り上げました。そんな学生たちの姿をご紹介します。

  • 会場は尼崎市立小田生涯学習センター。寄付で集まったアイテムが会場いっぱいにずらり。 

  • スカーフを使ったヘアアレンジの依頼も。みんないっしょにファッションを楽しむひとときがありました。 

  • 障がいのある方を含めて、多様なバックグラウンドを持つ方がモデルを務めます。ヘアメイク担当者のコミュニケーション力も問われます。 

  • ヘアメイク担当は2年生と1年生の混合チーム。1年生にとっては先輩の技術を間近で感じる貴重な時間に。 

  • この日は6名の施術を担当。メイクを終えた視覚障がい者の男性は「不思議な感触でした」と嬉しそうに振り返っていました。 

  • メイクを終えたあとは、プロカメラマンによる撮影会へ。動きのたびに歓声が上がり、最後まで大盛り上がりでした。 

ACTIVITY PHOTO

  • 会場は尼崎市立小田生涯学習センター。寄付で集まったアイテムが会場いっぱいにずらり。 

  • スカーフを使ったヘアアレンジの依頼も。みんないっしょにファッションを楽しむひとときがありました。 

  • 障がいのある方を含めて、多様なバックグラウンドを持つ方がモデルを務めます。ヘアメイク担当者のコミュニケーション力も問われます。 

  • ヘアメイク担当は2年生と1年生の混合チーム。1年生にとっては先輩の技術を間近で感じる貴重な時間に。 

  • この日は6名の施術を担当。メイクを終えた視覚障がい者の男性は「不思議な感触でした」と嬉しそうに振り返っていました。 

  • メイクを終えたあとは、プロカメラマンによる撮影会へ。動きのたびに歓声が上がり、最後まで大盛り上がりでした。 

INTERVIEW

黒田 菜々美さん

ECCアーティスト美容専門学校
ヘアメイクアーティストコース 2年

施術中に心がけていたこと
障がいを持つ方への施術は初めてだったので、いきなり触ったりしないようにしたり、普段よりも色々考えて施術しました。そのせいか会話もはずみ、「タッチが優しいですね」と言ってくださったモデルさんもいらっしゃいました。
色んな方に見られながらだったので緊張しましたし、車椅子の方のご案内に手間取ってしまったりと反省点もありますが、モデルのみなさんがヘアメイクもすごく楽しんでくださって、私たちも楽しく施術できたと思います。

德永 紅葉さん

ECCアーティスト美容専門学校
ヘアメイクアーティストコース 1年

参加したきっかけ
入学して初めて一般の方への施術を行ないました。ずっとボランティア活動には興味を持っていたので、こうして自分の学んでいることを活かしながら、社会に貢献できることに、すごく縁のようなものを感じました。
施術を行ってみて、一般の方には「斜めに向いてください」と言っても、自分の思ったような顔の位置になりませんでした。学校では施術を受ける側も学生なので、先読みして的確な動きをしてくれていたんですね。これからは説明の仕方や伝え方をもっと工夫しなくては、と思いました。

石井 杏さん

ECCアーティスト美容専門学校
ヘアメイクアーティストコース 1年

このボランティアで嬉しかったこと
徳永さんに誘われて、初めてのボランティアにちょうど良い規模だと感じて、参加しました。男性へのメイク経験がなかったので、時間がかかってしまったのですが、仕上がりにとても満足されていたので嬉しかったです。別の女性のモデルさんでは、施術後にパッと表情が明るくなった方もいて、手応えを感じました。
また、先輩の黒田さんの施術を見て、手順のスムーズさ、次のモデルさんへの切り替えの早さなど、勉強になることがたくさんありました。ヘアアレンジの巧みさにも圧倒されました。

MESSAGE

メイクをしてもらった障がい者の方々からは「大事にされている感じがとても嬉しかった」という声をいただきました。
今回の経験が、どんな現場に行っても動じない、学生さん達の心を支える経験のひとつになってほしいなと思っています。

NPO法人月と風と 代表理事
清田 仁之様

EDITOR'S NOTE

アイライン、アイシャドウ、リップ…一部分のメイクを終えるごとに、モデルやコーディネーターの方からは歓声が上がり、メイク室には終始活気があふれていました。
コーデが決まっただけでも別人になっていましたが、ヘアメイク後は一気にモデルの表情に!ヘアメイクの力を感じたイベントでした。

(ハピボラ編集部)