特殊メイクの魅力を伝える
大阪市立大淀中学校では、さまざまな職種のプロを迎えた体験プログラム「おおよど学びTAI」が開催されています。ECCアーティスト美容専門学校の荒木先生もゲスト講師の一人として「特殊メイク講座」を担当しています。大人気のこのプログラム、例年と同じく教室は満席状態。4人の学生アシスタントが手分けしてサポートを行います。プロ直伝の技で新たな驚きを生み出す特殊メイクの魅力を存分に伝える時間になりました。
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当日は20名の中学生が受講。傷メイクのデモンストレーションを熱心に見つめていました。
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実際に傷メイクを作っていきます。サポート学生たちは一人一人丁寧にフォローしていました。
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いろいろな傷メイクを見てもらいたい!とサポートの合間に制作をはじめた学生。10分後に見せてもらうと…
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痛々しいリアルな傷が出来上がっていました!ハイレベルなメイクに中学生たちからは驚きの声が。
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サポートした中学生から特殊メイク業界のことや進路についての質問を受けることも。
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2限かけて行われた講座もあっという間に終了。中学生からの大きな拍手に、ECC学生たちもほっとした表情を見せていました。
岡野 菜穂さん
ECCアーティスト美容専門学校
特殊メイク・造形アーティストコース 3年
- この活動で心がけていたことは?
- 特殊メイクはデモンストレーションを見ることで学んでいくので、個別で教えるときも先に描き方を見せてからやってもらうようにしました。以前もサポートとして参加したことがあるのですが、大淀中学校は手を挙げて積極的に質問してくれる子が多いですね。教えながら自分の中でもう一度傷メイクの復習をする良い機会になりました。
上地 彩維さん
ECCアーティスト美容専門学校
特殊メイク・造形アーティストコース 3年
- 子どもたちの反応はどうでしたか?
- 傷メイクは比較的チャレンジしやすいメイクなのですが、とことんこだわり抜くこともできるという魅力もあります。何度も調整しながらリアルさを追求していく中学生たちの姿を見て、面白さが伝わってるなと手ごたえを感じました。今回のようにもっと若い人の間で特殊メイクの認知が広がって、業界自体も盛り上がればいいなと思っています。
特殊メイクはなかなか体験できないことなので、子どもたちも興味津々で取り組んでいました。年齢の近い学生さんたちがいてくれたことで子どもたちも質問しやすかったと思いますし、思う存分傷メイクを体験できたと思います。サポートありがとうございました!
大淀中学校元気アップ 地域コーディネーター
戸咲典子様(写真・上段中央)
中学生だからといって侮るなかれ!みなさん吸収力がすごいのか、リアルな傷を次々と制作。傷ができたシチュエーションを設定して作っている子もいてとてもハイレベルでした。講座中は、中学校の先生たちも入れ代わり立ち代わり見学。力作を前に驚きの声をあげていました。きっと先生向けの講座があっても大人気なんだろうなぁ。(ハピボラ編集部)