ACTIVITIES

Event Report

露天神社例大祭

2024.7.20

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地域へ一歩踏み込んで、例大祭を体験
普段とは異なる、歴史ある“キタ”の顔に出会う
Outline(概要)

近松門左衛門が書いた人形浄瑠璃「曽根崎心中」。そのの舞台でもある露天神社(つゆのてんじんじゃ)は、「お初天神」という愛称で地元の人たちから親しまれてきました。そんな「お初天神」では、毎年7月になると、商売繁盛を願う夏祭り「例大祭」が行われます。
例大祭は、地域の人にとって特別な恒例行事。役太鼓や舞獅子などが、氏子地域である梅田・曽根崎地域を約8時間巡行します。大阪の中心地・キタが太鼓や笛の音で溢れる、夏ならではの2日間が繰り広げられます。

Role(ボランティア学生の役割)

学生たちは毎年、地域の人が運営する休憩所「接待」を手伝います。暑いなか氏子地域をまわる巡行者さんたちへ、飲み物をスムーズに配り労うのが役目。今年は12名の学生が参加し、そのほとんどが留学生でした。日本の伝統的な夏祭を体験するのはもちろん、地域の方にこのエリアについて教えてもらい、交流を深めました。

  • 赤い烏帽子をかぶった6人の打ち子が乗る役太鼓。2日目の本宮では、12時になると役太鼓が宮出をし、始まりを飾ります。 

  • たくさんの人で賑わう露天神社。21時頃になると役太鼓や舞獅子が宮入りし、囃子歌の「大阪名物夏祭り おたやんこけても鼻打たん」とともにフィナーレが。 

Role(ボランティア学生の役割)

学生たちは毎年、地域の人が運営する休憩所「接待」を手伝います。暑いなか氏子地域をまわる巡行者さんたちへ、飲み物をスムーズに配り労うのが役目。今年は12名の学生が参加し、そのほとんどが留学生でした。日本の伝統的な夏祭を体験するのはもちろん、地域の方にこのエリアについて教えてもらい、交流を深めました。

  • 日本人学生の他に、ミャンマーや中国、インドネシア出身の学生が参加しました。 

  • お茶やビール、スポーツドリンクなどをキンキンに冷やしてスタンバイ! しっかり水分をとってもらえるように、どんどん声をかけていきます。 

  • 初めて見る役太鼓の激しい様子に歓声。町の人と一緒になって「手打ち」に挑戦! 

  • 今年も最後には、獅子にあたまを噛んでもらう厄除けの儀式を体験。舞獅子の踊りを見ながら、待ち侘びていた学生たち。 

ACTIVITY PHOTO

  • 赤い烏帽子をかぶった6人の打ち子が乗る役太鼓。2日目の本宮では、12時になると役太鼓が宮出をし、始まりを飾ります。 

  • たくさんの人で賑わう露天神社。21時頃になると役太鼓や舞獅子が宮入りし、囃子歌の「大阪名物夏祭り おたやんこけても鼻打たん」とともにフィナーレが。 

  • 日本人学生の他に、ミャンマーや中国、インドネシア出身の学生が参加しました。 

  • お茶やビール、スポーツドリンクなどをキンキンに冷やしてスタンバイ! しっかり水分をとってもらえるように、どんどん声をかけていきます。 

  • 初めて見る役太鼓の激しい様子に歓声。町の人と一緒になって「手打ち」に挑戦! 

  • 今年も最後には、獅子にあたまを噛んでもらう厄除けの儀式を体験。舞獅子の踊りを見ながら、待ち侘びていた学生たち。 

Recommendations(こんな人にオススメ!)

「接待」は6箇所あり、氏子地域のそれぞれの町内の人が担っています。ECCの学生さんは留学生も多いですし、ぜひ仕事としてだけでなく、日本の伝統的な夏祭りを体験して楽しんでもらって、土産話として母国に持って帰ってもらいたいなと思います。
だんじり囃子や役太鼓など、実は住民以外も参加できますよ。興味がある学生さんは、ぜひ名乗りをあげてみてください。ただし、練習は大変です!
 

曽根崎1丁目振興町会 会長 秋吉克己様
 

Entry requirement(参加条件)

  • 山口学園の学生なら誰でもOK
  • 特定のコース生のみ(サービスラーニング)

Frequency of Events(次回の開催:参加するには?)

次回は2025年7月ごろに実施予定。次回開催についてはこちらでご確認ください。

※開催は主催者の事情や天候等で延期・中止もあります。募集状況はこちらで確認ください

INTERVIEW

前川匠悟さん

ECCアーティスト美容専門学校
プロ専科トップスタイリストコース3年

参加したきっかけは?
今まで興味はあったものの、ボランティア活動をしたことがなかったため、社会貢献・国際交流センターに登録しました。ちょうど登録のタイミングで、露天神社の例大祭のことを知り参加することに。普段学校に通うだけでは出会えない、町の方々と出会うことができ良かったです。巡行者の方々は暑いなか、エリア中を歩き大変だと思うので、特に疲れていそうな人がいたら積極的に声をかけて飲み物を渡すように心がけました。アーティスト美容専門学校からの参加者は1人だったのですが、初めて会った学生と仲良くなることができ、楽しかったです。

エドワード・アプリリアン・サリムさん
インドネシア出身

ECC国際外語専門学校
日本語学科

参加してみてどうでしたか?
日本のお祭りは初めてだったので、どのようなものなのかすごく楽しみにしていました。インドネシアにはお祭りの文化がほとんどないため、装束をはじめ巡行者の方たちを見るのはとてもおもしろかったです。役太鼓がかっこよかったので、自分もいつか機会があったらやってみたいです。今日は新しく友達もできました。これからもボランティア活動に参加して、他の学生や地元の人ともっと話してみたいと思います。

EDITOR'S NOTE

飲食店が立ち並ぶ梅田・曽根崎エリア。伝統的なものよりも新しいものが目立つ街中で、お囃子や大きな掛け声、太鼓の音と共に、獅子舞や役太鼓が現れる様子は、なんとも不思議な光景でした。街並みは変わっても地域で語り受け継がれるものがきちんと残っている、そんな大阪のまちの良さに触れられたように思います。
巡行者の方達を待っている間、学生たちが地域の方に、飾られている提灯について質問をしたり、町名の特徴を教えてもらったりしている姿も印象に残っています。例大祭が入り口となり、お互いの文化へ、前の前りに興味を持ち交流できた1日だったのではないでしょうか。(ハピボラ編集部)