親子の心に残る思い出に
神戸市中央区の「母と子の上田病院」。1948年開設された、産科小児科医療を専門とする地域密着型の病院です。猛暑が収まり少しずつ秋の気配を感じるようになった9月下旬。病院が主催する交流イベント「母と子のふれあいフェスタ」が、コロナ禍を経て5年ぶりに開催されました。当日はこちらで生まれたお子さんとそのご家族を中心に約1,200名が来場。ワークショップや手づくりフード、ステージショーなど盛りだくさんのコンテンツで来場者を楽しませました。
ECCアーティスト美容の学生12名が担当したのは「フェイスペインティング」のブース。水で洗い流せる絵の具を使って、可愛らしい動物の絵柄をペイントしていきます。ブースにやってくるのは、ほとんどが初めてフェイスペイントをする小学生未満の子どもたち。中には令和6年生まれの赤ちゃんも!生まれて初めての体験を良いものにしようと、ECCの学生たちはさまざまな工夫を凝らしながらペイントを進めていました。
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阪急・春日野道駅を出てすぐ北側にありアクセスも抜群です
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コンテンツの一つ「フェイスペインティング」はECCアーティスト美容の学生たちが担当しました
ECCアーティスト美容の学生12名が担当したのは「フェイスペインティング」のブース。水で洗い流せる絵の具を使って、可愛らしい動物の絵柄をペイントしていきます。ブースにやってくるのは、ほとんどが初めてフェイスペイントをする小学生未満の子どもたち。中には令和6年生まれの赤ちゃんも!生まれて初めての体験を良いものにしようと、ECCの学生たちはさまざまな工夫を凝らしながらペイントを進めていました。
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生まれて初めての体験には不安がつきもの。ECCの学生たちは自分の腕に描いて見せたり、筆をおいてまずはお話したり、お子さん一人ひとりの心に寄り添いながら進めていました
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生後4ヶ月の赤ちゃんにペイント!完成後大喜びする親御さんたちの姿に、ECCの学生たちもこの日一番の笑顔を見せていました
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仕上がったペイントを見せていただきました。お洋服との相性もバッチリ!
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コアラが大好きな2歳のお子さん。絵柄のチョイスはもちろんコアラ。大満足だったようでECCの学生とハイタッチ!幸せいっぱいのひとときでした
イベントを通して、普段なかなか触れ合うことのない赤ちゃんや2、3歳のお子さんたちと交流できますし、親御さんと会話するなかでコミュニケーション力を磨くこともできると思います。子どもが好きな学生さんには特に楽しんでもらえる内容なので、今後もぜひご協力いただけたら嬉しいです。
母と子の上田病院 事務長
伊木 露草子様
東さん
ECCアーティスト美容専門学校
ヘアメイクアーティストコース 2年
- 参加しようと思ったきっかけを教えてください
- 個人的にアート系のメイクが好きで、フェイスペイントにも興味があったので参加を決めました。ペイント中に動く子もいて最初はすごく難しかったです。じっとしているときにスピーディーに描いて、動き始めたらペイントを止めてお話する、のようにメリハリをつけて施術し始めたらスムーズに進められるようになりました!普段の生活だと小さいお子さんと触れ合う機会はほとんどないので貴重な経験でしたし、みんな可愛くて癒されながら幸せ気分でペイントしていました。
吉田さん(左)
青山さん(右)
ECCアーティスト美容専門学校
ヘアメイクアーティストコース 1年
- ペイント中に工夫したことはありますか?
- 今日ペイントした子どもたちのなかには筆を見て泣き出す子もいました。「怖くないよ」と声かけをしながら自分の腕に筆を当てて見せたり、おしゃべりしながら恐怖心を和らげたりなどお子さんにあわせて工夫するように心がけました。(吉田さん・写真左)
以前小学生のフェイスペイントをした際ペイント中に動く子が多かったので、今回はできるだけ早く描くことを意識しながら施術していました。2,3歳の子が多かったのですがなかには動かずにじっとしてくれるお子さんもいてすごく感心しました。(青山さん・写真右)
「母と子のふれあいフェスタ」の今回のテーマは『再会』。お友だちとの再会、先生やスタッフさんとの再会…、会場の至る所から「久しぶり」「大きくなったね」という声が聞こえてきました。こちらで生まれたお子さんやそのご家族にとっては、同窓会や大学のホームカミングデーのような位置づけなのかもと思いました。
病院に勤務するスタッフの方々が一丸となって準備を進めてきたイベント。こんなにあたたかくて素敵な“ホーム”があるお子さんとご家族がとても羨ましいです!(ハピボラ編集部)