中津のハロウィンを仕上げる、フェイスペイント。
「中津はぐくみハロウィン」は、「小さな子どもたちに向けたイベントを」という思いで始まり、来年で10周年。乳幼児から小学校3年生までの子どもたちが楽しめる場として、地域で親しまれてきました。
そんな本イベントの初期からつづいているのが、ECCアーティスト美容専門学校の学生たちによる、フェイスペイントです。こだわりの仮装で訪れた子どもたちは、まず真っ先にフェイスペイントコーナーへ。ハロウィンを満喫するための仕上げという大役を担っているような、人気ぶりでした。
今回学生たちが描くペイントは11種類。「カボチャ」や「月」、「おばけ」、「黒猫」などかわいいイラストもあれば、「きず」など、大人がハロウィンで選びそうなイラストも(でも実は、これが人気!)。最後に顔に貼るシールは、学生たちがアイデアを出し合って、キラキラシールやハロウィンらしいシールを選んだそう。小さなお客さんが多いイベントなので、目線を子どもに合わせて話したり、緊張している子どもに優しくヒアリングをしたりと、相手の表情をより意識しながら取り組みました。
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会場は中津福祉会館。外では輪投げやオバケ釣りなど、ゲームが繰り広げられていました。
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地域の方が用意してくださって仮装道具でスタンバイ! 学生たち自身も、ハロウィンの雰囲気を楽しめました。
今回学生たちが描くペイントは11種類。「カボチャ」や「月」、「おばけ」、「黒猫」などかわいいイラストもあれば、「きず」など、大人がハロウィンで選びそうなイラストも(でも実は、これが人気!)。最後に顔に貼るシールは、学生たちがアイデアを出し合って、キラキラシールやハロウィンらしいシールを選んだそう。小さなお客さんが多いイベントなので、目線を子どもに合わせて話したり、緊張している子どもに優しくヒアリングをしたりと、相手の表情をより意識しながら取り組みました。
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イベントが始まる前に、何度もペイントの練習を重ねる学生たち。手の甲がイラスト見本のようになっている学生も!
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いざペイントするとなると、少し緊張な面持ちの子どもたち。リラックスできるように、学校の話を聞いてみたりと、学生たちも試行錯誤。
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こちらは、「ピンクの猫さん」というオーダー。見本にある通りでなく、子どもたちの希望に真摯に応えます。鏡を見た瞬間の嬉しそうな表情に、学生たちも笑顔で溢れていました。
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去年もフェイスペイントを楽しんでくれた姉妹が、今年も遊びに来てくれました。お揃いのフェイスペイントで、にっこりピース。
ECCアーティスト美容専門学校の学生さんのフェイスペイントは、毎年大人気のなくてはならないコーナーです。「中津はぐくみハロウィン」は、小さな子どもたちが多いので、学生さんたちが子どもたちへ優しく話しかけてくれたり、丁寧に接してくれたりする姿がとても印象的です。来年も参加してくれるのを、楽しみにしています。
中津地域活動協議会
畠礼子様
橋本さん
ECCアーティスト美容専門学校
ヘアメイクコース 1年
- 参加したきっかけは?
- 今年の夏、中津納涼祭のボランティアでフェイスペイントをしたことがとても楽しかったので、今回も参加しました。前回よりも小さな子どもたちが多く、フェイスペイント中に動いてしまう子が多かったので、スピードよく描けるように頑張りました。卒業後は、子どもの七五三など、一般の方のヘアメイクに携わりたいと思っているので、参加できてよかったです。先生と話していたのですが、次回はフェイスペイントだけでなくヘアアレンジなどがあっても良さそうだなと思いました。
下川さん
ECCアーティスト美容専門学校
ヘアメイクコース 3年
- 参加してみてどうでしたか?
- コウモリなどのイラストをバランスよく描くのが少し難しかったですが、授業で細い筆を使ってメイクをする機会が多かったので、その経験を活かしました!
将来は美容室で働いた後、メイクの道へ進みたいと考えているので、子どもたちと交流できたことは勉強になりました。みんな本当にかわいくて、フェイスペイントをするのがとても楽しかったので、またぜひ参加したいです。卒業後も参加できたらいいな、と思いました。
イベントスタート前から、会場の中津福祉会館の前には、仮装をした子どもたちの行列が……! そして、始まるとすぐにフェイスペイントコーナーは満席に。このイベントを、そしてこのコーナーを楽しみにして来てくれた子どもたちの、わくわく感が伝わってきました。今回学生たちが、本当に優しく子どもたちに話しかけて(時には、椅子から降りて目線を合わせて)、希望が叶うように質問していたことが印象的でした。子どもたちそれぞれにペースがあり、そこへ寄り添うのは結構難しいもの。参加した学生みんなに、なにかしら気づきがあったのではないか?と想像します。(ハピボラ編集部)