ACTIVITIES

Event Report

アイハウスde多文化体験
2025

2025.8.2

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外国人が主体となってワークショップを企画!
日本と母国をつなぐ懸け橋に
Outline(概要)

大阪・上本町にある(公財)大阪国際交流センター。アイハウス(I-HOUSE)の愛称でも知られるセンターでは、多文化共生社会の実現に向けてさまざまな講座やイベントが開催されています。その中の一つ「アイハウスde多文化体験」は、地域の方々が世界を知るきっかけにしてほしいとスタートしたイベント。さまざまな国にルーツを持つ関西在住の外国人が講師となり、サポーターの力も借りながら、母国の文化や魅力を紹介します。

Role(ボランティア学生の役割)

今年の「アイハウスde多文化体験」では20組のワークショップが行われました。山口学園からは「ミャンマーチーム」「スリランカチーム」の二組が参加。それぞれ『お茶の葉を食べる国 ミャンマー』、『インド洋の真珠、スリランカへようこそ』と題したプログラムを企画。各45分間の持ち時間を目いっぱい使い、実演もおり交ぜながら母国の文化を紹介しました。
来場者からは「実際に行ってみたくなった」「日本語が上手で説明もわかりやすかった」など嬉しい感想をいただき、どちらのワークショップも大盛況のうちに終了しました。

  • ワークショップは各会議室に分かれて実施。各回来場者の定員は20名ほど。 

  • ワークショップの合間には、民族楽器の演奏やダンスなどのステージパフォーマンスも行われました。 

Role(ボランティア学生の役割)

今年の「アイハウスde多文化体験」では20組のワークショップが行われました。山口学園からは「ミャンマーチーム」「スリランカチーム」の二組が参加。それぞれ『お茶の葉を食べる国 ミャンマー』、『インド洋の真珠、スリランカへようこそ』と題したプログラムを企画。各45分間の持ち時間を目いっぱい使い、実演もおり交ぜながら母国の文化を紹介しました。
来場者からは「実際に行ってみたくなった」「日本語が上手で説明もわかりやすかった」など嬉しい感想をいただき、どちらのワークショップも大盛況のうちに終了しました。

  • まずはミャンマーチームのワークショップ。スーさんはミャンマーの伝統衣装「ロンジー」と「エインジー」のセットアップで登場! 

  • 今回の目玉「ラペットゥ(お茶の葉サラダ)」の試食。材料がどこで手に入るかなども説明しながら実演しました。 

  • こちらが「ラペットゥ」。今回は本場よりも辛さを控えめにしたそう。付け合わせにミャンマーのお茶もふるまわれました。 

  • 日本人サポーターの学生たちは調理の補助や試食の配布など縁の下の力持ちとしてワークショップを支えました。試食時間は来場者とも積極的にコミュニケーションをとっていました。 

  • お次はスリランカチームのワークショップ。「オサリヤ」を着用して、スリランカの伝統舞踊を披露しました。「オサリヤ」は日本で言う着物のような民族衣装だそう。 

  • 紅茶の産地としても馴染みのあるスリランカ。この日はさまざまなフレーバーのセイロンティーの試飲も。会場が甘い香りに包まれました。 

  • ワークショップ終了後は、来場者から追加質問を受けたり、記念写真をお願いされたり、コミュニケーションを楽しむ時間となりました。 

  • 来場者の一人としてワークショップを受講していた、山口学園の学生も交えて記念撮影。みなさんお疲れ様でした! 

ACTIVITY PHOTO

  • ワークショップは各会議室に分かれて実施。各回来場者の定員は20名ほど。 

  • ワークショップの合間には、民族楽器の演奏やダンスなどのステージパフォーマンスも行われました。 

  • まずはミャンマーチームのワークショップ。スーさんはミャンマーの伝統衣装「ロンジー」と「エインジー」のセットアップで登場! 

  • 今回の目玉「ラペットゥ(お茶の葉サラダ)」の試食。材料がどこで手に入るかなども説明しながら実演しました。 

  • こちらが「ラペットゥ」。今回は本場よりも辛さを控えめにしたそう。付け合わせにミャンマーのお茶もふるまわれました。 

  • 日本人サポーターの学生たちは調理の補助や試食の配布など縁の下の力持ちとしてワークショップを支えました。試食時間は来場者とも積極的にコミュニケーションをとっていました。 

  • お次はスリランカチームのワークショップ。「オサリヤ」を着用して、スリランカの伝統舞踊を披露しました。「オサリヤ」は日本で言う着物のような民族衣装だそう。 

  • 紅茶の産地としても馴染みのあるスリランカ。この日はさまざまなフレーバーのセイロンティーの試飲も。会場が甘い香りに包まれました。 

  • ワークショップ終了後は、来場者から追加質問を受けたり、記念写真をお願いされたり、コミュニケーションを楽しむ時間となりました。 

  • 来場者の一人としてワークショップを受講していた、山口学園の学生も交えて記念撮影。みなさんお疲れ様でした! 

Recommendations(こんな人にオススメ!)

出演者のみなさんは、人前で自国の文化を紹介するプレゼンテーションの経験を積むことができますし、日本人サポーターにとっては他国の文化を知る貴重な機会になると思います。興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。 今年は2チームともに民族衣装や現地の装飾品を身につけて登壇されていました。ワークショップの雰囲気をより一層良くするアイデアだと感じたので、次年度以降の出演者の方々にも参考にしていただけたらと思います。

公益財団法人 大阪国際交流センター 池本 嶺 様

Entry requirement(参加条件)

  • 山口学園の学生なら誰でもOK
  • 特定のコース生のみ(サービスラーニング)

Frequency of Events(次回の開催:参加するには?)

次回開催についてはこちらでご確認ください。

※開催は主催者の事情や天候等で延期・中止もあります。募集状況はこちらで確認ください

INTERVIEW

【ミャンマーチーム】

チャンさん(写真左)
スーさん(写真右)

ECC国際外語専門学校
国際コミュニケーション学科   大学進学コース 1年

ワークショップに込めた思いを教えてください
ミャンマーの文化を初めて知る人も多いので、とにかく今回は「お茶の葉を食べる国」として覚えてもらいたいと思い、このワークショップを考えました。私の担当パートは、サラダの材料名など日本人にとってはあまり聞き馴染みのない発音の言葉が多かったので、うまく伝わるか心配でした。しかしみなさんが想像以上にわかってくれて、ホッとしましたし手ごたえも感じました。(チャンさん/写真左)
活動中に嬉しかったこと
私は来場者の方々にも楽しんでもらえるようなワークショップにしたいと思っていました。こちらから積極的に質問を投げかけようと心に決めて本番に臨みました。みなさんから本当に良いリアクションをもらえてすごく嬉しかったです!終了後もミャンマー料理のお店の話や、サラダの材料のことなどたくさん質問をもらって、みなさんの「ミャンマーをもっと知りたい!」という気持ちがとても伝わってきました。(スーさん/写真右)

【ミャンマーチーム】

北山さん(写真左)
ECC国際外語専門学校
総合英語コース 1年

門脇さん(写真右)
ECC国際外語専門学校
国際ホテルコース 1年


日本人サポーターの役割について
事前準備の期間中は、2人が作ったワークショップの台本を添削したり、スライドショーの構成を見直したりしながらサポートしました。日本人に伝わりやすいものに仕上げることを意識しながら調整しました。直前のリハーサルでは二人とも視線がずっと台本だったのですが、本番は来場者の方々のほうを見て自然に話せていてすごいなぁと感心しました!(北山さん/写真左)
ワークショップ本番はいかがでしたか?
チャンさんもスーさんも、最初の頃より身振り手振りを加えて話せるようになりましたし、何といってもアドリブ力がすごくて、私たちもびっくりしました!こういった場では、来場者の方の予期せぬ発言や反応もたくさん出てきます。今日も想定していなかった発言があり心配したのですが、二人のアドリブ力でうまく返せていたので私も安心しました。(門脇さん/写真右)

【スリランカチーム】

ケミニさん(写真上)
ECCコンピュータ専門学校
システムエンジニアコース
国際エンジニア専攻 1年

イスリさん(写真下)
ECC国際外語専門学校
国際コミュニケーション学科
大学進学コース 1年


初めての登壇はいかがでしたか?
日本語でプレゼンテーションするのは初めてでした。準備期間中は、頭では理解できているけれど、どうやって日本語に訳したらいいのかわからない!と思う瞬間がたくさんありました。でも、サポーターのみんなが言葉遣いや漢字の書き方をすごく優しく教えてくれました。普段の勉強もフォローしてくれて感謝でいっぱいです。アイハウスは、日本語力を上げる重要なきっかけになりました。(ケミニさん/写真上)
アイハウスを経験して変化したこと
ケミニも私も高校の選択授業でダンスを習っていたので、その学びを活かす良い機会になりました。大好きなスリランカのお茶を皆さんに飲んでもらえて嬉しかったです。これまでは相手が言った日本語がわからなくて反応に困ることも多かったのですが、アイハウスに参加したことで、きちんと聞き取り、自分の思いを伝えられるようになりました。こういった発表をたくさん経験して、もっと日本語力を上げていきたいと思いました。(イスリさん/写真下)

EDITOR'S NOTE

大阪・関西万博で盛り上がる、2025年夏の大阪。今年の「アイハウス de 多文化体験」に来場された方々を見ていると、積極的に出演者と話したり、スライドショーを見ながらメモをとったり、”世界の文化を知りたい!”という熱い思いを持った方が例年よりも多かったように感じました。取材後、ミャンマーチームとスリランカチームそれぞれの学生から試飲、試食のおすそ分けをいただきました。スリランカの紅茶は香りが上品で淹れている時間もとてもハッピーな気分に。ミャンマーのラペットゥはパンチがあってお酒のおつまみにもってこいなお味でした。気になる方はぜひ試してみてください~!(ハピボラ編集部)