過去最多の参加者数に。
夏休みを目前にした7月31日。今年度初めての学内献血が行われました。朝からECCコンピュータ専門学校の前に献血バスがスタンバイ。受付が始まるやいなや、参加者が続々と集まってきました。
今回は、これまで近隣のライオンズクラブの方々と一緒に進めてきた広報活動だけではなく、この春始動した社会貢献・国際交流センター学生スタッフたちによるPR活動も新たに加わりました。その結果として、過去最高の90名を超える参加者が集まりました。
学生スタッフのみなさんは「授業の合間に献血への協力を呼びかけてほしい」と先生たちにプレゼンテーションしたり、通学の時間帯を狙ってエントランスでPR活動を行ったり、POPやポスターを作って学内に設置するなど、献血活動に向けてさまざまな広報を行いました。今回はその模様や、呼びかけに応じて参加を決めた学生たちの声も併せてお届けします。
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学生スタッフをしている友人の誘いで、献血に初めて参加した松下さん。まちで献血バスを見るたびに、一度やってみたいなと興味を持っていたそう。
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藤井さんも、友人と一緒に参加を決めた一人です。今まで血液型を調べるチャンスがなかったそうですが、採血前の検査で初めて明らかに!
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人生初の献血に挑む林田さん。担任の先生からの呼びかけを聞いて、友人と共に参加しました。
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参加者受付は、学生スタッフが交代で担当しました。写真右の留学生の蔡さんは、「日本語で自分の思いを伝える、良い機会になりました」と広報活動を振り返りました。
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写真左の学生スタッフ、曾(ソウ)さん。献血をPRする校内放送のアイデアを提案したり、各所で活躍しました。
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校内放送は昼食タイムに。アナウンス初挑戦の尾﨑さんは、ECCコンピュータ専門学校の学生に向けて放送を行いました。緊張を落ち着かせながら、ゆっくりとした口調をキープ。見事大役を果たしました。
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ECCアーティスト美容専門学校とECC国際外語専門学校の放送を担当したのは瀬崎さん。校内放送の経験者ということもあり、堂々たる話しぶり。その姿を見ていた先生からは「しっかりと力強く放送していましたよ」と称賛の言葉も。
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献血PRのために制作したポスター。イラストが得意な人が下書きし、色塗りは全員で手分けして行いました。
林田 優衣さん
ECCアーティスト美容専門学校
美容科 1年
- 初めての献血活動で印象に残ったことは
- 担任の先生が授業の合間に献血の紹介をしていたので興味を持ち、初めて参加しました。採血は思っていたよりも痛さは感じませんでした。血を採るので、終わってからフラフラするのかなと心配していたのですが、その点も大丈夫でした。看護師さんは「こうやったら早く採血できますよ」と教えてくれたり、「気分悪くなったらすぐに言ってくださいね」と声をかけてくれたり、最後までとても優しくしていただきました。飲み物ももらえるし、また機会があったらやってみたいなと思いました!
テイ イジョウ
鄭 亦承さん
ECC国際外語専門学校
日本語学科
- 献血活動を終えて、今どんな気持ちですか
- 出身地の台湾で1度だけ献血活動に参加したことがありましたが、日本に来てからは初めてでした。去年、中崎町キャンドルナイトのボランティア活動で仲良くなった方に誘われて、良いチャンスだと思い参加を決めました。
台湾の献血と違う部分もあったので、最初は緊張しました。しかし、献血を終えた今は「良いことしたなぁ」と清々しさでいっぱいです!自分の力で社会に貢献できると、とても良い気持ちになりますね!
中村 亮介さん
ECC国際外語専門学校
総合英語コース 2年
- 献血活動に参加したきっかけは
- もともと人を助けることや支えることが好きで、献血活動に興味を持っていました。しかし、血液型を調べていなかったので、それをやっておかないと献血できないと思い込んでいました。病院で調べてからでないと献血できないと思っていたんです。今回、献血の時に一緒に調べていただけると知って、参加することにしました。
採血の時、針を刺すまでは痛いかなと心配していたのですが、思っていたより平気でした。献血バスの中では看護師さんと様々な話ができて楽しかったです。機会があればまた参加したいと思います。
今回校内放送を担当した、ECCコンピュータ専門学校1年の瀬崎さん。日々の学校生活ではコンピュータの校舎しか利用しないので、ECC国際外語専門学校やECCアーティスト美容専門学校の校舎に入るのは今回が初めて。学生スタッフをして広報活動をしなければ、こういった機会はなかったんだろうなと、しみじみと振り返っていました。