サポーター自身も気づきの多い一日に
「こども夢の商店街」は、小学生を中心としたこどもたちが仕事体験を通して”働く楽しさ”を学ぶ教育イベント。こどもたちは銀行、警察、放送局などさまざまなオシゴトに取り組み、お給料の「おむすび通貨」を受け取ります。お給料を使って「お店屋さん」でお買い物を楽しむことも。そんな実践的な学びの現場で、こどもたちをサポートするのが「こどもサポーター」です。山口学園からは、ECCコンピュータ専門学校1年の長原さんが参加しました。
こどもたちのコーチ役として、安全に楽しくオシゴトに取り組めるようにサポートするのが、今回の役割。山口学園の長原さんは「米屋」のこどもサポーターを担当しました。「米屋」でこどもたちが取り組むのは、お米を1000gずつ袋に詰めていくオシゴト。長原さんは、身支度のフォローやデモンストレーション、お米の重さをはかるなど、サポーターの役割を丁寧に進めていきます。時にはこどもたちと一緒に考えたり、喜んだりしながら、働くこどもたちの成長を見守っていました。
今回は、大阪府南部で最大級の商業施設「ららぽーと和泉」で開催されました。
この日は近隣の中高生や専門学校生、大学生など、約40名が集まり、「こどもサポーター」として活動しました。
こどもたちのコーチ役として、安全に楽しくオシゴトに取り組めるようにサポートするのが、今回の役割。山口学園の長原さんは「米屋」のこどもサポーターを担当しました。「米屋」でこどもたちが取り組むのは、お米を1000gずつ袋に詰めていくオシゴト。長原さんは、身支度のフォローやデモンストレーション、お米の重さをはかるなど、サポーターの役割を丁寧に進めていきます。時にはこどもたちと一緒に考えたり、喜んだりしながら、働くこどもたちの成長を見守っていました。
まずは身支度。こどもたちも働くスイッチが入る瞬間!
お米のパッキング方法を実演。お米1000g入ったの袋を実際にこどもたちに渡し、重さを体感してもらうひと工夫も。
なかなか1000gにならない!そんなときも応援したりアドバイスしたりすることが、こどもたちのモチベーション維持に繋がります。
出ました!1000gぴったり!目標達成時にはハイタッチで一緒に喜びを分かち合います。

こどもたちはもちろん、サポーターのみなさんにとっても「働くっておもしろい」と感じる機会になってほしいと思っています。活動自体も主体的に取り組める内容で、前回楽しかったからと再びボランティアに参加してくれるリピーターの方もいます。学校や学部はさまざまですが、やはりこどもが好きな方が多いですね。関西開催は今年6回程度予定しています。気になる方はぜひご参加ください!
こども夢の商店街実行委員会 吉田大韋様
長原さん
ECCコンピュータ専門専門学校
ゲーム開発エキスパートコース 1年
- 活動中に心がけていたことを教えてください
- 活動中はこどもたちに伝わる簡単な言葉で話すよう心がけていました。また、小学1年生くらいのお子さんをサポートした際は、1000gと言われても想像しにくいかなと思い、完成品を見せたり持ってもらったりしながら、言葉以外でもフォローしました。お米の袋詰めが完成するとどのお子さんも本当に嬉しそうな笑顔を見せてくれて、私自身も心が癒されました。
- 活動を通して学んだことはありますか?
- 今日はボランティア活動をしながら、こどもたちのリアルな視点を知ることができました。ゲームはこどもたちの遊びの一つなので、この気づきを今後のゲームづくりにも活かしていけたらと思っています。
ららぽーと和泉は以前からよく利用しています。馴染みのある場所で社会貢献活動ができたこと、地域の方々と交流できたことがとても嬉しかったです。
”こどもに関わるボランティアがゲームづくりに繋がる”、長原さんが今回のボランティアで発見したことは、私にとっても新発見でした。こども夢の商店街実行委員会の吉田さんによると、「こどもサポーター」の中には、教育系や接客サービス業を目指す学生さんはもちろん、建築業界を志す学生さんもリピーターとして複数回参加されているそう。主体的に取り組めばみんな等しく学びを得ることができる、「こどもサポーター」ボランティアの奥深さを感じる取材となりました。(ハピボラ編集部)