さまざまなパートで活躍。
四天王寺ワッソは、アジアの友好を願って1990年にスタートしました。大阪は古くからアジアとの交流拠点として数多くの使節団が往来しました。その交流の営みを古代の美しい衣装と踊りで再現しています。会場となる難波宮跡では国際色豊かなブースが立ち並び、1000名を超える人々がパレードを行います。山口学園からはゲストとなる来賓者のアテンドや来場者受付、児童の遊び場運営など多彩なパートで学生ボランティアが大活躍。メインである巡行でも「舟だんじり」とよばれる地車を曳いたり、楽隊として演奏したり、古代衣装に身を包みパレードにも参加しました。学生それぞれが、持ち場のパートで、和気あいあいと笑顔でお祭りを盛り上げた一日になりました。
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子どもたちに手作りバルーンアートをプレゼントするECC国際外語ブース。ホテルスタッフの衣装に身を包み、訪れるファミリーをおもてなししました。
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小さいお子さんと話すときは、さっと低い姿勢に。子どもたちは「ありがとう」と嬉しそうにバルーンを受け取っていました。
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観客席受付では、会場のこと、ステージ内容など様々な質問が寄せられます。すぐに答えられないときは、運営スタッフの方との連携するなど、学ぶことも多かったはず。
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わくわく体験広場では、「ふわふわ」と呼ばれる空気で膨らませた大型遊具を担当。ときにはコミュニケーションをとりながら、子どもたちの安全を見守ります。
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毎年、浜村淳さんをはじめタレントやモデルさんなどの著名人がキャストとして巡行に参加します。それらの方々のアテンドをECC国際外語専門学校・ホテルコースの学生たちが担当。おもてなしのプロを目指す者として、普段の学びをふんだんに活かしていました。
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華やかな古代衣裳を着て巡行する学生。めったに着ることのできない衣裳を纏い、終始リラックスして楽しんで巡行していました。
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国際ビジネスコースの学生36名は、大きな舟の曳き手を担当。みんなで歩くペースを合わせながらゆっくりと進んでいきます。
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最初は恥ずかしそうだった学生たちも、雰囲気に慣れてきたのかどんどん笑顔に。ワッソ!ワッソ!と掛け声を出しながら、元気にだんじりを曳いていました。
黒岡 みなもさん
ECC国際外語専門学校
ホテルコース 2年
- 今回のボランティアで心がけていたこと
- 今回は、バルーンアートコーナーを担当しました。事前にプロのバルーンアートパフォーマーの方に教えてもらい、それぞれが空き時間に練習を重ねてきました。小さな子どもと接する際は、同じ目線まで姿勢を低くして、わかりやすい言葉で話すことを心がけていました。親御さんには、12月に開催するカフェ・ラポールの紹介もさせていただくこともできました。テント内に貼っていた福島研修の写真も多くの方に見ていただけて嬉しかったです。
森内 純菜さん
ECC国際外語専門学校
ホテルコース 2年
- 印象的だったエピソード
- 今回は来場者受付と・会場案内を担当しました。不正確なご案内にならないように、事前に資料を見て予習してきました。思っていた以上にお客様が多く、目の不自由な方や車椅子の方など、お手伝いが必要な方も来場されていました。ある目の不自由な方を客席まで案内する機会があったのですが、「サービス介助士」の資格のために学んだことを生かして、スムーズに案内することができました。学びを実践させていただけたことで、これからはより余裕を持ってお手伝いができるようになったと思います。
許 律さん
ECC国際外語専門学校
国際ビジネスコース1年
- 四天王寺ワッソを体験して
- 私は韓国出身なので、馴染み深い催しでした。地元の旗も出ていて懐かしい気持ちになりました。以前からワッソのことは知っていたものの、このように体験できたのはとても良かったです。来年も参加したいと思っています。参加しようかと迷っている人は、その必要はありません、一緒に楽しみましょう!
米田 夢さん
ECC国際外語専門学校
こども教育コース1年
- どのようなことが楽しかったですか?
- メールで参加しませんか?という誘いがあったので、参加してみることにしたのですが、すごく面白い体験でした。レッドカーペットを歩くような、そんな感覚で楽しかったです。自分がどんな役柄だったのか、実はまだよくわかっていないので、ちゃんと歴史も学びたいな、と思いました。
秋吉 夏子さん
ECC国際外語専門学校
こども教育コース1年
- 来年も参加したいと思いますか?
- 友人に誘われて参加したのですが、すごく面白い体験だったので、来年もぜひやってみたいと思います!思ったよりも昔の朝鮮の衣装が似合っていたな、と自画自賛しています。次に参加するときは、太鼓を叩いたり楽隊として歩いてみたいなと思っています。
大阪城からほど近い場所にある「なにわの宮跡公園」で開催された、四天王寺ワッソ。今回のボランティアをきっかけに、初めてこのイベントに来たと言う学生も多くいました。オープンと同時にたくさんのお客さんがやってきて、会場は一気にお祭りムードに。また、アジア各国のフードを楽しめる屋台も立ち並んでおり、お昼時には屋台前に列ができていました。学生たちはそんな会場の雰囲気に溶け込むように、和気あいあいと楽しんでいました。