大阪初の「ランニングパトロール」イベント。
「ランニングパトロール」は、普段のランニングに防犯意識をプラスし、ランナーが街の安全を見守るというアクションのこと。近年日本各地でこの活動が広まりつつあります。2019年2月23日、大阪府では初めての「ランニングパトロール」普及イベントが大阪府警察・大阪府庁などの主催により開催されました。まだ冬の寒さの残る中、約150名の参加者が大阪城に集結。山口学園からも6名が参加しました。全員が「大阪ランニングパトロール」オリジナルTシャツを着用し、園内のコース3キロを走ります。スタート前のオープニングセレモニーでは、スペシャルゲストとしてロンドンオリンピック競泳銅メダリストの寺川 綾さん(大阪市出身)もかけつけました。スタートの掛け声とともに、ランナーたちは散歩中の方や観光客の方に声を掛けて挨拶をしながら、様々な名所を駆け抜けていきます。今回はまちの一員として、ランナーとして防犯活動の啓発に携わる姿を取材しました。
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オープニングセレモニーでは、参加団体の紹介が行われました。学校名が呼ばれた後、引率の藤枝先生がECCのロゴを高く掲げます。
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ランニング前に、準備体操。大阪府の公式マスコットキャラクター・もずやんと一緒にラジオ体操を行いました。その可愛らしい動きに参加者全員から笑顔がこぼれます。
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いよいよランニングスタート!まずは、香り高い樹木や草花が植えられている「においの森」へ。大阪城の名所のひとつです。
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コース中間あたりのお堀沿いにて。普段から走っている学生も多く、まだまだ余裕の表情です。カメラを向けると笑顔で手を振ってくれました。
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大阪城梅林の脇を抜けていきます。見頃ということもあり、多くの観光客の姿が。列をなすランナーにカメラを向ける人もいました。
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大阪城天守閣では、寺川さんとのハイタッチタイム。ひとりひとりへの「お疲れ様です!」という言葉に元気をもらってゴールを目指します。
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ゴール地点に戻ってきました。スタートしてからの所要時間は20分ほど。天候にも恵まれて、短い時間ながら気持ちよく走ることができたのか、誰もが充実した表情でした。
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全員無事に完走。最後に、山口学園チームで記念撮影を行いました。みなさんお疲れ様でした!
鈴木 真耶さん
ECC国際外語専門学校
海外インターンシップコース 1年
- ボランティアを終えての感想
- 彦根城のまわりは走ったことがあったのですが、大阪城は今回初めて走りました。大阪城を見たり、梅林で梅を見たり、観光をしているような気分でランニングすることができました。一緒に走った留学生たちに、出身地を聞いたり、日本のことを教えたり、山口学園のチーム内でも交流することができました。今後も機会があればぜひ走りたいと思います!
松田 拓哉さん
ECC国際外語専門学校
総合英語コース 1年
- ボランティアを終えての感想
- 話しながら走れるくらいのペースだったので、みんなと会話をしながら走りました。最初の頃は、恥ずかしくてあまり声掛けできなかったのですが、走っているうちに挨拶できるようになっていきました。気軽にできる活動だと思うので、今後も「まちを見守る」という意識を持ってランニングしたいと思います。
吴 晨哲さん
ECC国際外語専門学校
日本語学科
- このボランティアに参加したきっかけ
- 藤枝先生に誘っていただき、今回初めてボランティア活動に参加しました。走るのが好きで、プライベートでも週に1回ほどランニングをしています。この前は、藤枝先生のお誘いでびわ湖駅伝にも参加しました。大阪のまちでは交通ルールがしっかり守られていて、ランニングも自転車移動もしやすいです。日本へやってきて4ヶ月くらいなのですが、とても安心します。
今日は天気がよく、気持ちがよかったです。楽しんで走ることができました。
チャンスがあればみなさんも一緒に走りましょう!
ランニングパトロールは、ガチガチのパトロールではなく気軽にできる防犯活動です。自身の健康のために行っているランニングで、地域の役に立つことができます。参加者の方々には、今回を機に日ごろから防犯の意識を持ってランニングしていただけたら嬉しいです。
説田 智之様(大阪府 青少年・地域安全室)
大阪府下でも初めての試みだったという今回のイベント。総勢約150人が列をなして走るさまは圧巻でした。ハイペースだったので、久しぶりにランニングをした私には先回りが難しく、結局3キロのコースをほぼ一緒に走りながら撮影しました。
引率の藤枝先生は、普段からマラソン大会に出場されているランナーの1人。このイベントの翌日に出場した姫路城マラソンは、ベストタイムで完走できたそうです!