ACTIVITIES

Event Report

カフェ・ラポール

2019.12.10

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学生生活の総仕上げ!
新たな挑戦をやり遂げた30名。

「カフェ・ラポール」は、ECC国際外語専門学校・ホテルコースの総仕上げイベント。福島県の復興支援を目的に始動し、初代、二代目とバトンを繋ぎ、コースの卒業制作として定着。今年は九代目カフェ・ラポールとして、総勢30名が参加しました。福島県の名産品を使ったカフェや物販ブース、会津地方の縁起物の色付けイベントなど、食と体験で魅力をアピール。今回は国際経験豊かなメンバーが多く、新たに留学生向けのPR活動にもチャレンジ。その甲斐もあって来店者数は尻上がりに増え、最終日は待合室がいっぱいになるほど盛況に。最後のお客様を見送った後は、自然と拍手が起こり「ありがとう」「お疲れさま」と手を取り、お互いを讃え合いました。
3か月にわたる準備期間を、切磋琢磨しながら全速力で駆け抜けてきた学生たち。学生生活の総仕上げを、とびきりの笑顔で迎えることができました。

  • 取材に伺ったのは最終日。会場には、OGやOB、学校長をはじめ先生たちの姿もありました。 

  • 食材はすべて福島の名産品を使用。「ふくしまの水」で淹れたコーヒーは、一杯ずつ丁寧にハンドドリップで。 

  • これまで学んできたことをフル活用!メニューを見ながら迷っているお客さんにはご提案も。 

  • 総支配人・古本瞳さんは、お客様へのご挨拶からスタッフのフォローなど、全体を見渡す立場として会場に立ち続けました。 

  • 福島のマスコットキャラクターが見守るフロント。売り上げは福島県に寄附されます。 

  • 販売ブースでは、福島の名産品を販売。取材日は、多くの品物が完売していました。 

  • 閉店後、何度もやりとりを重ねてきた前川先生と、盛況のうちに終えた喜びを分かち合います。 

  • 全員が円になり、最終報告会へ。売り上げの報告や、先生たちからのフィードバックが行われました。 

  • 教員として全体を統括してきた渡邉先生。時折、言葉を詰まらせながらのスピーチに、学生たちも涙を浮かべて聞き入っていました。 

  • 最高の笑顔を見せてくれた、九代目カフェ・ラポールのみなさん。後日行われる引継式で、次代へとバトンを繋いでいきます。 

ACTIVITY PHOTO

  • 取材に伺ったのは最終日。会場には、OGやOB、学校長をはじめ先生たちの姿もありました。 

  • 食材はすべて福島の名産品を使用。「ふくしまの水」で淹れたコーヒーは、一杯ずつ丁寧にハンドドリップで。 

  • これまで学んできたことをフル活用!メニューを見ながら迷っているお客さんにはご提案も。 

  • 総支配人・古本瞳さんは、お客様へのご挨拶からスタッフのフォローなど、全体を見渡す立場として会場に立ち続けました。 

  • 福島のマスコットキャラクターが見守るフロント。売り上げは福島県に寄附されます。 

  • 販売ブースでは、福島の名産品を販売。取材日は、多くの品物が完売していました。 

  • 閉店後、何度もやりとりを重ねてきた前川先生と、盛況のうちに終えた喜びを分かち合います。 

  • 全員が円になり、最終報告会へ。売り上げの報告や、先生たちからのフィードバックが行われました。 

  • 教員として全体を統括してきた渡邉先生。時折、言葉を詰まらせながらのスピーチに、学生たちも涙を浮かべて聞き入っていました。 

  • 最高の笑顔を見せてくれた、九代目カフェ・ラポールのみなさん。後日行われる引継式で、次代へとバトンを繋いでいきます。 

INTERVIEW

古本 瞳さん(総支配人)

ECC国際外語専門学校
ホテルコース 2年

総支配人としての役割
全体を見つつ、問題が起こったら相談を受けたり、改善策を提案したり、モチベーションが下がってきているメンバーに声を掛けたりと、全員のフォローが中心です。準備期間中はリーダーとして先頭に立つ場面が多かったのですが、この5日間は支えることを大切に動いていました。始動当初は担当部署ごとに温度差があったのですが、ボランティアや広報活動などを通して徐々にチームワークが出てきて、みんなでひとつになって取り組んでいるという実感も湧いてきました。
この活動で難しかったこと
自分の考えを伝えるのがとても難しかったです。違う捉え方をされてしまうことがあり、どうすればよいのか悩みました。前川先生に相談したところ「コミュニケーションにも相性があって、別の人が言うと伝わることもあるよ」とアドバイスをいただき、副総支配人に協力してもらうことで、うまく伝えられるようになりました。
カフェ・ラポールの経験で得たもの
カフェ・ラポールはECCならではの活動で、もし他の学校に通っていたら、こんな経験をすることはできなかったと思います。
先輩方も、仕事でラポールの経験が支えになっていると口を揃えておっしゃいます。ここで得た「辛いことがあっても乗り越えた先には喜びが待っている」という、宝物のような経験を胸に、卒業後も頑張っていきたいです。

荒木 駿汰さん(副総支配人)

ECC国際外語専門学校
海外インターンシップコース ホテル専攻 3年

この活動で挑戦したこと
今回は、カフェ・ラポール初の「海外事業担当」を立ち上げ、留学生に向けたPRを積極的に行いました。
また、日本語学科の先生たちと共に「福島DAY」を企画し、福島県よりご提供いただいた200個の「起き上がり小坊師」に色付けするワークショップを行いました。イベントでは、東北に行ったことがある留学生たちと話せたり、互いにSNSでフォローし合うほど仲良くなったり…手探りで進めてきたのですが、当日は驚くほどたくさんの留学生がカフェに足を運んでくれました。
この活動で難しかったこと
始動当初は、意見がぶつかることもありました。私は副総支配人として、一度みんなの意見を受け止めて、総支配人と共に答えを模索しました。カフェ・ラポールには、ホテルコースの1年生もスタッフとして参加するのですが、その一人一人との面談も私が担当しました。全員の個性を掴む部分が、本当に難しかったです。
これらの経験を通して、現場の第一線で働く方々はどんなに大変なんだろうと、尊敬の念が一層深まりました。
カフェ・ラポールを終えて…
大きな目標を達成するためには、みんなで支え合うことが大切だと強く実感しました。また、福島県のみなさん、地域の方々、ホテルコースの先生たちの助けがあったからこそ、ここまでやってこれたのだと思います。ラポールのみんなにも、支えてくれた周りの方々にも、感謝の気持ちでいっぱいです!

MESSAGE

ラポールでは、実際のホテルと同じようにお客様からお金をいただきサービスを提供します。その中で、技術はもちろん、人としても大きく成長します。ここで得た達成感と自信があれば、これからどんな困難があっても乗り越えられます。卒業後は”毎日が本番の日々”、自分を信じて突き進んでいってください。

ECC国際外語専門学校 ホテルコース 渡邉 航先生

EDITOR'S NOTE

今回、学生たちは広報活動用のオリジナル名刺を制作。取材日もあちらこちらで名刺交換をする姿が見られました。副総支配人・荒木さんの和柄の名刺入れが気になり聞いてみると、福島研修で訪れた「大内宿(おおうちじゅく)」で購入したものだそう。「実は、男性メンバー全員で揃えたんです」と周りにいたメンバーを呼んで並べて見せてくれました。

(ハピボラ編集部)