ECC社会貢献・国際交流センタースタッフの山本が留学生の「ビジネスマナー実践」授業にゲストスピーカーとして参加しました。
対象は入社を目前に控えたECC国際外語専門学校 国際ビジネスコース(日本ビジネス専攻とBusiness&Management専攻)2年の学生たちです。
今回は一般的なビジネスマナーではなく、障がいをお持ちの方への接し方について自身の経験を交えながらお話をしました。
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「何かお手伝いしましょうか?」の声掛けが大切でとても嬉しい一言。というところから授業がスタートしました。
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実際に使用している財布で会計をするときのロールプレイングを行いました。日本のコンビニでアルバイトをしたことがある学生もいて店員になりきってくれました!
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電車を降りる時や後ろから荷物を取るときの動作、声掛けの方法についても行いました。
「何かお手伝いしましょうか?」の一言でより多くの障がいをお持ちの方々がもっと外に出て活動できるようになると山本さんに教えていただきました。
人は皆同じで、助け、助けられながら生きていきます。出身国や見た目、出来ること、出来ないことが違っていても皆おなじ。
困っていそうな方には気軽に声を掛け合える人であってほしいと思います。人としての基本的なマナーを教えていただいた授業でした。
簡単にできることはたくさんあります。ぜひ皆さんも「何かお手伝いしましょうか?」一声かけてみてください。
「ビジネスマナー実践」授業担当講師
辻 摂子先生
出身国が違えば考え方も様々。授業の最初に学生の皆さんに質問すると、「私の国ではあまり手伝わないほうがいいと思われている。」、「手伝いたい気持ちはあるけれど何て声を掛けたらいいの?」、「手伝うのは大変だと思う。」などの声がありました。
今回の授業では実際に日常生活で困っていることを具体的にお話しし、声掛けの方法や手伝い方など、ロールプレイングも行いました。
授業が終わる頃には「街や職場で困っている方を見たときは声をかけるようにします。」と多くの学生が言ってくれ、嬉しく思いました!
(ECC社会貢献・国際交流センタースタッフ 山本花恋)