ACTIVITIES

Event Report

淀川区1千人の第九

2019.12.23

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圧巻の「第九」大合唱!
年末ムードに身を委ねるひととき。

「淀川区1千人の第九コンサート」は開催15周年を迎え、地域の年末恒例イベントとして親しまれています。昭和歌謡からクリスマスソングメドレーまで、淀川区民合唱団の歌声にしばし身を委ねるひとときですが、そのハイライトは来場者も共に大合唱する1千人の「歓喜の歌」。聴いて歌って楽しむコンサートです。
そんな地域力あふれるコンサートで、山口学園のボランティア学生たちは会場の「顔」として、パンフレット配布やチケット確認、場内整理や誘導を担当します。役割を終えた後は、特別にホール内でコンサートも鑑賞できます。年末ならではのムードにじっくり浸れるボランティア、その様子を覗いてみましょう。

  • 会場は、新大阪駅すぐのメルパルクホール。スタッフとしてスーツや黒色の服に身を包み、お出迎えの準備も万端! 

  • 開場前にも関わらず、ロビー前には長蛇の列。主催者の判断で開場時間を少し早めることに。 

  • 次から次へと入場される方々に、チケット確認→パンフレット配布と素早く対応。そんなときでも忘れないのがアイコンタクト! 

  • 建物前では誘導も。体の不自由な方にはエレベーター乗り場までご案内します。 

  • 最後まで笑顔を絶やさなかった学生たち。会場の顔として、見事に役割を果たしました。 

  • ホール内に入ってみんなでコンサートを鑑賞。歌声に耳を傾けながら去りゆく1年を想います。 

ACTIVITY PHOTO

  • 会場は、新大阪駅すぐのメルパルクホール。スタッフとしてスーツや黒色の服に身を包み、お出迎えの準備も万端! 

  • 開場前にも関わらず、ロビー前には長蛇の列。主催者の判断で開場時間を少し早めることに。 

  • 次から次へと入場される方々に、チケット確認→パンフレット配布と素早く対応。そんなときでも忘れないのがアイコンタクト! 

  • 建物前では誘導も。体の不自由な方にはエレベーター乗り場までご案内します。 

  • 最後まで笑顔を絶やさなかった学生たち。会場の顔として、見事に役割を果たしました。 

  • ホール内に入ってみんなでコンサートを鑑賞。歌声に耳を傾けながら去りゆく1年を想います。 

INTERVIEW

桶谷 梨紗さん

ECC国際外語専門学校
エアラインコース 1年

活動中に心がけていたこと
来場者の皆さんはコンサートを楽しみにここまでいらっしゃっているので、感謝の気持ちを持って接しました。また、気持ちよく入場していただけるように、お一人お一人の目を見て丁寧に対応することを心がけました。
中学時代に吹奏楽をしていて、クラシック音楽が好きということもあり、今回参加しました。今後は子どもに関わる催しや、語学力が活かせるような活動にもチャレンジしてみたいです。

木村 芽生さん

ECC国際外語専門学校
エアラインコース 1年

ボランティアを終えての感想
学校が冬休み期間に入るとどうしても行動範囲が狭まりがちで…今年こそは色んな人と関わりたいと思って参加しました。
受付では、基本的な所作に気をつけながら、パンフレットは必ず両手で渡すように、全力で「行ってらっしゃい!」と伝えるような気持ちで接客しました。色んな世代の方々のワクワク感を間近に感じられました。スピード勝負でしたがとても楽しかったです。

西元 桃香さん

ECC国際外語専門学校
大学編入コース 2年

ボランティア活動の楽しいところ
音楽が好きで、高校でも合唱をやっていたので参加しました。困っている人がいたら率先して助けたり、会場の運営がスムーズにいくように動こうと思っていました。色んなボランティアに参加していると、ボランティア経験の共通点などをみつけて仲良くなることもできます。今日は、小児科病棟クリスマス会の話題でリタ(許 維心)さんと盛り上がりました。このあとのコンサートも一緒に鑑賞するので楽しみです。

許 維心さん

ECC国際外語専門学校
日本語学科

活動中に起こったエピソード
日本語のスピーキングを練習したい、日本のコンサートを体験してみたいと思って参加しました。受付では、来場者のみなさんのワクワクした顔を見れて私自身も嬉しくなりました。
集合直後はすごく緊張していたけど、西元さんが声を掛けてくれたおかげで気持ちがほぐれてきました。話していくうちに前回の小児科病棟クリスマス会に参加されていることがわかり、つい先日私自身もクリスマス会のスタッフだったので、その時の大変だったことや楽しかったことを分かり合えて、凄くうれしくて、心の距離が一気に縮まりました。

秋吉 真子さん

ECCコンピュータ専門学校
ITビジネスサポートコース 1年

リーダーとしての役割
地元で土地勘のある場所だったこと、母校のコーラス部が合唱に参加していることから参加を決めました。
今回はリーダーとして、タイムスケジュールの共有や、運営スタッフの方から聞いた情報をみんなに伝えたりする役目を担いました。説明するだけなのですが、言葉選びに悩むこともあったので、伝えたいことを箇条書きにして端的に伝えるように工夫していました。
学生スタッフを始めてからの変化
学生スタッフを始めて、グループワークをしたり自己紹介をしたり人前で話すことがうんと増えました。もともと人見知りで、わからないことがあっても恥ずかしくて人に聞けなかったのですが、聞けるようになり、今自分がやるべきことも自然と見えてきたんです。
「みんなで一つのことを考えて実行する」ということを今までやったことがありませんでした。学生スタッフとして活動することで、普段勉強しているクラスでは味わえないみんなで成し遂げた達成感を、日々味わうことができています。

MESSAGE

地域の方々20名の合唱団からスタートした「淀川区1千人の第九」。15年続けていく中で、団員は150名規模となり地域の学校や団体など、たくさんの繋がりができていきました。
学生の皆さんは、こういった地域交流の場を見ることで、自身の地元で何か活動したいと思った時にアクションを起こしやすくなると思いますよ。

1千人の第九運営委員長 佐々木 博史様

EDITOR'S NOTE

各活動で参加学生の取りまとめやパートナー団体の方々とのやり取りを行う「リーダー」が定着しつつあります。担当するのは、社会貢献・国際交流センター学生スタッフの面々。こういった学生スタッフの活動を通して、自身の変化を感じる学生も出はじめました。 今回お話を伺った秋吉さん。私が初めてお会いしたのは春ごろの清掃ボランティアでした。「最初に比べるとだいぶ落ち着いてきましたね」と冷静に自分を振り返る姿を見て、成長を感じずにはいられませんでした。

(ハピボラ編集部)