子どもたちの生き生きとした顔を引き出す学生たち!
今年で2回目の開催となるイベント「春の本庄フェスティバル」。会場の本庄公園ではもともと、春になると「桜まつり」が行われていたそうですが、桜の開花季節の変化に伴いイベントも変更することに。16回という歴史に幕を閉じ、昨年から「春の本庄フェスティバル」がスタートしました。今年は小雨が降ったり止んだりというあいにくのお天気でしたが、会場では曇天も吹き飛ばすような元気な子どもたちの声が響き、賑やかな一日となりました。
地域のお店による出店、ゲームコーナーやステージの他に、行政による震災に関するインフォメーションコーナーなど学びのコーナーも。楽しみながら地域の人と知り合い、災害時などの支えにもなるような絆と知識を育むことを目指しています。
ECCの学生がボランティアとして参加するのは、今回が初めて。きっかけは昨年末に行われた「本庄餅つき大会」です。「地域の方と一緒になって、子どもを楽しませてくれた姿が印象的だったから」と、「春の本庄フェスティバル」に声をかけていただきました。
今回は地元の人と一緒にゲームコーナーを担当。子どもたちが楽しく遊べるように、優しくルールを説明し時には盛り上げ、サポートしていきました。
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会場の本庄公園。来場者は、子ども連れの方がほとんど!
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学生たちが手伝ったゲームコーナーは、常に長い行列が。一日中行列が絶えませんでした。
ECCの学生がボランティアとして参加するのは、今回が初めて。きっかけは昨年末に行われた「本庄餅つき大会」です。「地域の方と一緒になって、子どもを楽しませてくれた姿が印象的だったから」と、「春の本庄フェスティバル」に声をかけていただきました。
今回は地元の人と一緒にゲームコーナーを担当。子どもたちが楽しく遊べるように、優しくルールを説明し時には盛り上げ、サポートしていきました。
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射的の使い方など、小さい子も安全に遊べるように丁寧に説明します。
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射的が的に当たる度に、みんなで拍手! 「頑張ってー!」や「すごい!」など、学生たちの合いの手のおかげで、より盛り上がるゲームコーナー。
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学生たちは射的とスマートボールの2グループに分かれて手伝いながら、子どもたちと交流を深めました。
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今回の参加学生は7人中5人が留学生。「子どもたちと日本語でたくさん話せて楽しかった」と、笑顔で終えました!
楽しむだけでなく、地域に暮らす人たちが顔を合わせ、何かあった時に助け合えるような下地をつくることを目指しています。初開催の去年は、雨天でしたが280人ほどのお客さんに恵まれ、今年も多くの方に来ていただきました。ECCの学生さんは盛り上げ上手なので、そのおかげで子どもたちもゲームに参加しやすく、すごくいい雰囲気ですね。学生さんたちの応援があることで、イベントも盛り上がるので非常にありがたいです。
本庄地域活動協議会 本庄連合振興町会
会長 二口 勇様
黄 思綺さん
ECC国際外語専門学校
日本語学科(台湾出身)
(学生スタッフ)
- 参加したきっかけを教えてください。
- 友人から「社会貢献・国際交流センター」のボランティア活動のことを聞いて、学校以外で日本語を話す機会がほしいと思い、最近活動へ参加しはじめました。今日で3回目のボランティアです。今日はスマートボールの担当をしましたが、子どもたちと話すことで、普段は知らないような話し方や言葉を知ることができ、勉強になりました! また、一緒に参加した学生はみんな初めて会ったのですが、すぐに仲良くなることができ楽しかったです。
榎並 誠さん
ECC国際外語専門学校
国際ホテルコース 3年
(学生スタッフ)
- 活動の際に心がけたことは?
- 今日のイベントは力仕事などはなく、子どもたちにゲームを説明したり、サポートすることが主だったので、大変なことはあまりありませんでした。心がけたこととしては、子どもと目線を合わせて話すこと。子どもたちも話しやすくなると思いますし、ボランティア活動に限らず、ホテルなど就職後の場面でも大切なことだと感じています。これまで20回以上ボランティア活動に参加しているので、一緒に活動するメンバーが、どんなことが得意かなどを観察しながら今後も連携していけたらなと思います。
当日は不安定な天気でしたが、本庄公園へ訪れてみると、想像以上にたくさんのお客さんが! この地域で暮らす人たちの活気が伝わってきました。学生たちにとって、普段は触れ合う機会の少ない地域の方と出会うことはもちろん、イベントを成功させるために協力する飲食店の方々とも顔を合わせることができ、学校が関わる地域の特性を知る機会になったように思います。ゲームコーナーに並ぶ子どもたちは、何度も繰り返し遊んでいる子どもが多く、この日が特別な日として記憶に残ったのでは? 楽しい記憶が積み重なれば、自分の暮らす地域をより好きになるはず。そのきっかけに、学生たちの行動がきっとつながっているのだと思います。(ハピボラ編集部)