国際大会を最前線でサポート!
スイム、バイク、ランの3種目を連続で行う競技「トライアスロン」。毎年5月に行われる「大阪城トライアスロン」は、スイムコースで大阪城の外堀を泳ぐという、唯一無二の国内レースです。第7回開催となった今回、117名のエリート選手と700人を超える一般選手が大阪城公園で熱戦を繰り広げました。大会をサポートするのは300名以上のボランティアスタッフたち。前日の準備から当日の大会運営まで、老若男女さまざまな世代の市民が縁の下の力持ちとして一大スポーツイベントを支えました。
今年は大会当日の運営ボランティアとして13名の学生が参加。アンクルバンドの配布、通路の交通整理、選手の誘導の3エリアにわかれて活動しました。いずれのエリアも、選手と直接言葉を交わしたり、目の前を選手が駆け抜けていったりと、臨場感のある担当場所。それぞれの役目を着実にこなしながら、ゴールを目指す選手たちにも懸命にエールを送り続けていました。
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スイムコースの会場は大阪城の東外堀。スイム競技を間近で観戦できるのはこの大会ならでは。
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10代から80代まで幅広い世代がボランティアスタッフとして参加。多世代交流ができるのも魅力のひとつです。
今年は大会当日の運営ボランティアとして13名の学生が参加。アンクルバンドの配布、通路の交通整理、選手の誘導の3エリアにわかれて活動しました。いずれのエリアも、選手と直接言葉を交わしたり、目の前を選手が駆け抜けていったりと、臨場感のある担当場所。それぞれの役目を着実にこなしながら、ゴールを目指す選手たちにも懸命にエールを送り続けていました。
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選手たちが競技中に身につけるアンクルバンドを配布。「頑張ってください!」の一言も添えて手渡していました。
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会場内には競技コースを横断できるポイントが数ヶ所あります。競技状況を見ながら、臨機応変に観客の方々を誘導していました。
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競技種目の切り替え地点=トランジション。バイクのスタート地点までは自転車を押して進行するなど、事前にしっかりと競技ルールを学んで臨みました。
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会場内の清掃を終え、学生たちのボランティア活動もゴールを迎えました。お疲れさまでした!
ボランティア活動の良いところは、年齢に関係なく対等に協力しあえて、いろんな方とコミュニケーションがとれるところだと思います。私は学生時代からボランティアを続けてきて、人見知りを克服することもできました!人と関わるのが好きな方にもお勧めですし、スポーツ経験者もきっと楽しめると思います。競技のスピード感と臨場感、ぜひ会場で味わってみてください!
大阪城トライアスロン大会ボランティア(受付・遊撃担当)上野浩輝様
江川弥楽さん
ECC国際外語専門学校
大学編入コース 1年
- 参加しようと思ったきっかけを教えてください
- 自転車に乗るのが趣味で、レースを見てみたいとずっと思っていました。入学してこのボランティアを知り、すぐに応募しました。前日は給水の準備、当日は交通整理を担当しました。競技が始まって、目の前を駆け抜けていく選手を見たとき本当に感動しましたね。活動の合間に、大好きなバイク競技を見学することもできました。直線を加速していく選手たちを見て「私も走りたい!」と思わずにはいられなかったです!
植 尧琪(ユキ)さん
ECCコンピュータ専門学校
システムエンジニアコース
国際エンジニア専攻 1年
(中国出身)(学生スタッフ)
- 活動中に心がけていたことはありますか
- 私が担当したトランジションでは、選手と話す機会がたくさんありました。国際大会なので日本語・英語両方使いました。選手の中に香港のユニホームを着た方がいたので「ガヤウ(広東語で”がんばれ”の意味)」とエールを送りました。選手たちの諦めない姿、心の強さに勇気をもらいました!
ボランティアリーダーや審判員のみなさんも気さくな方ばかりで安心しました。いろいろな方とのコミュニケーションも楽しめるボランティアだと思います!
学生インタビューに登場いただいた江川さん。お話を伺っていると、生粋の自転車好き!会場にはあまりお目にかかれないメーカーや形状のバイクがたくさんあったそうで、終始キラキラした眼差しで競技を見つめていました。今回の活動でモチベーションが上がった江川さんは、目標だった琵琶湖一周に向けて本格始動!力走期待しています!
ボランティア活動にチャレンジして、その世界をより好きになっても、ちょっと違うなぁと思っても、必ず次のアクションに繋がっていきます。ほんの少しでも気になった方は、気軽に社会貢献センターを訪れてみてくださいね!
(ハピボラ編集部)