新入生がまち案内にトライ!
大阪・関西万博の開催にあわせてさまざまな商業施設が新規オープンした梅田エリア。都市空間の複雑化がさらに進み、道案内のニーズも高まっています。「梅田まち案内エスコート」は、山口学園の学生にとって学校周辺の地理を深めることはもちろん、道に迷っている方をご案内しながら「おもてなし精神」を磨く機会にもなります。今回は、参加した学生のほとんどが新入生。ミャンマー、台湾、インドネシア、ベトナムからの留学生を含む、8名の学生が活動にチャレンジしました。
山口学園の学生たちは、地域の方々とともに道に迷っている方に声をかけ、目的地までご案内します。大阪・関西万博開催期間中ということもあり、梅田には多くの外国人観光客が。アメリカ、韓国、インドネシア、中国など出身地もさまざまでしたが、学生たちは語学力をフルに活用し、地域の方々にもサポートいただきながら、8名で合計51組もの方々を目的地までご案内しました。
活動開始前には、プロジェクトを主催するキタ歓*のみなさんから案内方法のレクチャーがあるので初参加の方も安心です。 *キタ歓楽街環境浄化推進協議会
この日は16時から18時の2時間活動しました。全員お揃いの緑色のビブスを着用!
山口学園の学生たちは、地域の方々とともに道に迷っている方に声をかけ、目的地までご案内します。大阪・関西万博開催期間中ということもあり、梅田には多くの外国人観光客が。アメリカ、韓国、インドネシア、中国など出身地もさまざまでしたが、学生たちは語学力をフルに活用し、地域の方々にもサポートいただきながら、8名で合計51組もの方々を目的地までご案内しました。
イギリス出身の二人組をJR大阪駅前からうめきた公園までご案内します。学生たちは英語で対応。これまでの旅のお話も伺い、会話も弾みます。
無事うめきた公園に到着!キタ歓*の難波さん(写真右)は道中も楽しめるようにあえて眺めの良いルートを選択していたそう。これぞホスピタリティ!“まち案内のプロ”の粋な計らいに学生たちも感銘を受けていました。
こちらはアメリカから来日したご家族。旅の目的は「大阪・関西万博」!夢洲行の切符購入もサポートし、乗換方法も丁寧にご案内。
活動の間に学生たちもすっかり仲良し!また新たなボランティア活動でお会いしましょう!

梅田の開発もどんどん進んでおり、迷っている方に声をかけたとしてもきちんと目的地まで案内できるか不安だと言う学生さんも多いと思います。道案内は私たちが全力でサポートするので、初めての方も気軽に参加してもらえたら嬉しいですね。海外からいらっしゃった方をご案内する機会もたくさんあるので、英語を使ったコミュニケーションも楽しめると思います。
キタ歓楽街環境浄化推進協議会 篠原様
レックスさん
ECCコンピュータ専門学校
国際エンジニアコース 1年
(インドネシア出身)
- 参加したきっかけを教えてください
- 入学したばかりなので、山口学園の中で新しい友達ができたらと思って参加しました。道案内はとても緊張しましたが、慣れてくるとすごく楽しかったです!道の知識は地域の方が教えてくれるので、私はトーク役に徹していました。大阪の地理は本当に難しいので、今回とても勉強になりましたね。空いた時間は、山口学園のみんなと出身地や授業のことなどを話せてとっても仲良くなれました!
井下さん
ECC国際外語専門学校
エアラインコース 1年
- 活動中に嬉しかったことはありましたか
- 初めて自分から声をかけた二人組の案内がとても印象に残っています。イギリス出身の方々だったのですが、案内の道中に思い切って、この活動の印象を彼らに聞いてみました。すると、「とても新しくて良いボランティアだね!イギリスに来たら今度は僕が案内するよ!」と言われてとっても嬉しい気持ちになりました!また、“道案内のプロ”のみなさんの素晴らしいおもてなしを間近で見ることもできてとても学びの多いボランティアでした。
「まち案内エスコート」は、4月開催ということもあり、毎年さまざまなコースの新入生がボランティアに初参加する機会となっています。迷っている方に声をかけるのも、道を案内するのも、地域の方々とお話するのもすべて初めての挑戦。2時間という限りある時間のなかで試行錯誤しながら、着実に“できない”を”できる”に変えていく学生たちの姿はキラキラ輝いて見えました。街路樹の新緑も相まって、なんだかとっても眩しかったです!これからのみなさんの成長、楽しみにしています!(ハピボラ編集部)