子どもたちの遊びをサポートしながら夏祭り体験
大阪市北区の菅北(かんぼく)地域。エリア内には、天神橋筋商店街、JR天満駅、大阪メトロ天神橋筋六丁目駅などがあり、観光スポットとしても人気があります。「菅北カーニバル」は、菅北地域活動協議会をはじめとした地元の方々がつくり上げる、地域最大のお祭り。屋台や演奏会、盆踊りで来場者を楽しませます。会場の中央に設置される櫓(やぐら)は、北区内でも屈指の大きさで、イベントのシンボル的存在にもなっています。2日間開催の初日、山口学園の学生10名がお祭り運営のサポート役として参加しました。
ボランティア学生たちは、菅北小学校PTAの皆さんとともに「ゲームコーナー」を担当。ヨーヨー釣りやスーパーボールすくいなど、夏らしいゲームが並びます。参加したボランティア学生のうち8名が留学生ということもあり、初めて目にするゲームに一同興味津々。PTAの方からのレクチャーや実際にゲームをやってみる時間も設けられており、ルールも楽しさも十分学び取れた様子。本番が始まると運営はもちろんのこと、声援をおくったり、ゲーム後にハイタッチをしたりしながら子どもたちを楽しませていました。
山口学園の学生たちは、ゲームコーナーの運営サポートを担います。
会場となった、大阪市立菅北小学校。日没後は盆踊りに参加する人で賑わいました。
ボランティア学生たちは、菅北小学校PTAの皆さんとともに「ゲームコーナー」を担当。ヨーヨー釣りやスーパーボールすくいなど、夏らしいゲームが並びます。参加したボランティア学生のうち8名が留学生ということもあり、初めて目にするゲームに一同興味津々。PTAの方からのレクチャーや実際にゲームをやってみる時間も設けられており、ルールも楽しさも十分学び取れた様子。本番が始まると運営はもちろんのこと、声援をおくったり、ゲーム後にハイタッチをしたりしながら子どもたちを楽しませていました。
スマートボールのレクチャー。楽しく遊ぶためのコツも教えていただきました。
イベントがはじまりました。留学生たちはジェスチャーも加えながら、子どもたちにゲームのルールを説明していました。
ゲーム中は、懸命にチャレンジする子どもたちの応援団に!ボランティア学生たちの元気な声援が、和気あいあいとした雰囲気をつくり出していました。
ボランティア活動後は盆踊りにトライ!留学生にとっては日本の夏祭りを堪能する機会にもなりました。

「菅北カーニバル」は、60年以上続く夏祭りです。さまざまな地域団体の皆さんにご協力いただきながら、自分たちの手でつくり上げています。私はこの菅北小学校の卒業生で、今日も会場のあちこちで幼友達と会いました。それくらい”顔見知りが多いまち”なんです。ボランティアをしながら、庶民的な温かいまちの雰囲気も感じ取っていただけたら嬉しいです。留学生の方々にとっては、日本の伝統文化を体験する機会にもなりますよ。
菅北地域活動協議会会長 久保誠一様

ティリナさん
ECCコンピュータ専門専門学校
システムエンジニアコース 1年
- 活動中に嬉しかったことは
- 今日は本当にたくさん日本語を使う日になりました。特に「頑張れ」はよく使いましたね。私も子どもたちと一緒になってゲームを楽しみました。
また別のコースに通う学生たちと交流して友達になれたことも嬉しかったです。提灯って面白い飾りだねとみんなで話しながらお祭りを楽しめたのも良い思い出です。

出口さん(写真左)
林さん(写真右)
ECC国際外語専門学校
グローバル英語コース 2年
- 活動中に心がけていたことを教えてください
- 今日は、ゲームコーナーを運営している地域の方にも積極的に話しかけるように心がけていました。お話した方の中には「前に北区のイベントでボランティアしてるの見かけたよ」と言ってくれる方もいて嬉しかったです。改めて北区はあたたかい地域だなと思いました。(出口さん)
「楽しみながら役に立てる」というボランティアの魅力にひかれて、いろいろな活動に参加しています。今回は子どもたちがより楽しめるように、ゲーム中は絶えず声かけをするようにしました。一緒に盛り上がって、私自身も楽しい時間を過ごすことができました。(林さん)

チェリーさん
ECC国際外語専門学校
グローバルビジネスコース 1年
- 活動中に嬉しかったことは
- 子どもたちが頑張ってスーパーボールをすくっている姿を見て、楽しんでもらえている実感が湧きとても嬉しくなりました。本当に楽しそうなので私ももう一度やってみたくなったくらいです。盆踊りにもチャレンジしましたが想像以上に難しかったです。ご年配の方がとてもスムーズに踊っていてすごいなぁと思いました!
ECC社会貢献センターとしては、初となる菅北地域でのボランティア。もちろん取材も初めてでした。菅北カーニバルの会場に伺って一番に驚いたのは、櫓の高さ!紅白幕で覆われた部分は身長よりも高く、近づくとより迫力がありました。夜になると櫓の上で各地区の女性会の方々が順に盆踊りを披露。踊り手のみなさんも清々しい気分だろうなぁと思いながら幻想的な風景を眺めていました。(ハピボラ編集部)






