ACTIVITIES

Event Report

カフェ・ラポール

2018.12.06〜10

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2年間の学びを総括!
全力で挑んだ5日間のカフェ経営。

ECC国際外語専門学校のホテルコース2年生が卒業制作として行う「カフェ・ラポール」。2011年東日本大震災発生時に、自分たちに何かできることはないかと、チャリティカフェを発足しました。開催8年目の今年も、学生たちは事前に福島県の今を知るために2泊3日の研修へ。災害現場を訪れるとともに、歴史や名産物についても知識を深めます。様々なボランティア活動にも参加し、一般の方との接点をつくりながら、オープン当日に向けて精力的に準備を進めてきました。
カフェオープン時は、リピーター含め地域の方や卒業生や在学生が多数来店し、ケーキやコーヒーを心ゆくまで楽しみました。カフェの飲食代や物販の売上は、支援金として福島県に寄附されます。クラス一丸となって、カフェ経営に取り組んだ5日間。その最終日を取材しました。

  • カフェ・ラポールは、ECC国際外語専門学校にあるホテル実習室で開かれました。この日も満席状態が続き、学生たちも終始大忙し! 

  • 気持ちの良い笑顔でお客さんを迎え、席へご案内。カフェメニューを渡す際は、人気商品や自身のおすすめも伝えます。 

  • コーヒーは、注文が入ってからハンドドリップ。一杯一杯、丁寧に淹れていきます。ドリップ中は、テーブル席までふわりとコーヒーの香りが漂ってきていました。 

  • 学生がサーブしている新商品「フルーリール・グラノーラ」は、1日30食限定。カフェ・ラポールでは、毎年新しい商品が登場します。福島県産のふじりんごを使った「タルト・タタン」も今年のオリジナルメニュー。 

  • 食事後はフロントでお会計。学生たちの気持ちの良い接客対応に、お客さんは笑顔を見せながらフロアを後にしていました。 

  • カフェ営業の隣の部屋で開催している「ふくしま銘産品市」。福島県産のりんごをはじめ、歴代のラポールの人気商品が並びます。最終日は完売を目指し、最後まで知恵をしぼります。 

  • 1階のエントランスでは、ドアマンの制服を着た学生がカフェ営業の案内をします。エレベーターへの誘導はホテルさながら! 

  • エントランスでは、福島の銘産品の販売も行っていました。興味を持った方には、自身が福島で見て感じたことを踏まえて説明を行います。 

  • 18時、カフェ・ラポールが営業終了!売上を計算したのち、全員集まって最終報告。学生たちの顔にピリリと緊張が走ります。その場で、先生からのフィードバックも。先生の言葉を聞いて、これまでのさまざまな思いがこみ上げ、涙を流す学生もいました。 

  • 最後は、先生も一緒に集合写真!爽やかな笑顔を見せてくれた学生たちは、全力で取り組んだ達成感と充実感で満ち溢れていました。また、切磋琢磨してここまでやってきた学生たちの絆を感じました。 

ACTIVITY PHOTO

  • カフェ・ラポールは、ECC国際外語専門学校にあるホテル実習室で開かれました。この日も満席状態が続き、学生たちも終始大忙し! 

  • 気持ちの良い笑顔でお客さんを迎え、席へご案内。カフェメニューを渡す際は、人気商品や自身のおすすめも伝えます。 

  • コーヒーは、注文が入ってからハンドドリップ。一杯一杯、丁寧に淹れていきます。ドリップ中は、テーブル席までふわりとコーヒーの香りが漂ってきていました。 

  • 学生がサーブしている新商品「フルーリール・グラノーラ」は、1日30食限定。カフェ・ラポールでは、毎年新しい商品が登場します。福島県産のふじりんごを使った「タルト・タタン」も今年のオリジナルメニュー。 

  • 食事後はフロントでお会計。学生たちの気持ちの良い接客対応に、お客さんは笑顔を見せながらフロアを後にしていました。 

  • カフェ営業の隣の部屋で開催している「ふくしま銘産品市」。福島県産のりんごをはじめ、歴代のラポールの人気商品が並びます。最終日は完売を目指し、最後まで知恵をしぼります。 

  • 1階のエントランスでは、ドアマンの制服を着た学生がカフェ営業の案内をします。エレベーターへの誘導はホテルさながら! 

  • エントランスでは、福島の銘産品の販売も行っていました。興味を持った方には、自身が福島で見て感じたことを踏まえて説明を行います。 

  • 18時、カフェ・ラポールが営業終了!売上を計算したのち、全員集まって最終報告。学生たちの顔にピリリと緊張が走ります。その場で、先生からのフィードバックも。先生の言葉を聞いて、これまでのさまざまな思いがこみ上げ、涙を流す学生もいました。 

  • 最後は、先生も一緒に集合写真!爽やかな笑顔を見せてくれた学生たちは、全力で取り組んだ達成感と充実感で満ち溢れていました。また、切磋琢磨してここまでやってきた学生たちの絆を感じました。 

INTERVIEW

黒岡 みなもさん
(総支配人)

ECC国際外語専門学校
ホテルコース 2年

この活動で難しかったこと
8回目のラポールは、想像していた以上に多数のお客様にご来店いただきました。あまり緊張しないかなと思っていたのですが、いざオープンしてお客様が来店されるととても緊張しました。
また、最終日は「ふくしま銘産品市」の販売戦略を考えることに苦労しました。商品の売れ行きは日に日に変わってくるので、状況を見ながら売り方を考えなければいけません。販売担当の意見を聞きつつ、先生からのアドバイスも聞き、両方を踏まえて考えるよう心がけていました。
印象的だった出来事はありますか
ご来店いただいた卒業生の方々に「全力で取り組んだら絶対自分のものになるから頑張って!」という励ましの言葉をいただき、最後まで頑張ろうと思いました。
私は推薦で総支配人に選ばれたのですが、私でいいのかなと思うことが何度もありました。しかし本番が近づくにつれ、自分の中で徐々に気持ちの変化があり、総支配人としての責任感が芽生えてきたように思います。特に、総支配人引継式で先輩からいただいた「不安より、選ばれたことに自信をもって!」という言葉はとても心に残っています。仲間や先生、家族、周りの方々の支えがあったからこそ、ここまでやってこれたと思いました。ご来店のお客様に記入いただいたアンケートには、お褒めの言葉が多く、嬉しさと同時に達成感がこみ上げてきました。

岡田 奈巳さん
(副総支配人)

ECC国際外語専門学校
ホテルコース 2年

この活動で嬉しかったこと
お客様から私のおすすめを注文いただけたときは、とても嬉しかったです。
シロップを入れると色が変化する「シエル・モヒート」というドリンクがあります。通常はお客様自身で入れていただくのですが、ある方からシロップを入れてほしいとご依頼が。お客様は色が変わっていくドリンクの様子を動画で撮ってくださいました。楽しんでいただけているなぁと感じた瞬間でした。
もうひとつ、嬉しかったことがあります。学外へ呼び込みに出かけた際、女性4人組にお声がけをしました。私たちの活動を説明をすると快くご来店くださり、カフェだけではなく銘産品もたくさん購入してくださいました。笑顔でお帰りになる姿を見て、お誘いしてよかったなと思いました。その後、手が空いた時は積極的に呼び込みに出掛けるようになりました。
副総支配人として心がけていたこと
私は「全員でやる」という姿勢を持ってほしいという思いから、「チーム力」を大切に考えてきました。スタッフが自分の役目だけになってしまわないように、空いているチームには積極的に別のチームを手伝うよう、声をかけていました。
私はもともと大勢の前に立つと言いたいことが言えなくなってしまうタイプだったのですが、この活動で「人に思いを伝える機会」が増えたため、緊張せずに自分が思っていることを言えるようになりました。準備期間から最終日まで本当にあっという間で、とても充実していました!

EDITOR'S NOTE

地域の方々の認知も高く、毎年大好評だと伺っていたカフェ・ラポール。学生たちの気持ちの良い接客を間近で見て「これは毎年来たくなるなぁ」と納得しました。営業終了後、学生たちが抱き合いながら涙を流す姿に、思わずもらい泣きしそうに…!
ふくしま銘産品市の売場では、ホテルコースの1年生数名がスタッフとして活動していました。先輩たちを見つめるその姿は真剣そのもの。来年のカフェ・ラポールも楽しみです。

(ハピボラ編集部)