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Event Report

東北復興支援LOVEフェス3.11

2019.03.09・10

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大阪のど真ん中で復興支援
楽しみながら学ぶ、東北のこと、防災のこと。

東北復興支援イベント「LOVEフェス3.11」は、「東北のために何かしたい」という有志メンバーが集まり、震災の翌年2012年よりスタート。第8回となる今回は3月9日・10日の2日間にわたり大阪・難波の湊町リバープレイスにて開催されました。会場では災害発生時に役立つ防災・救護ワークショップやAED体験に加え、ミュージシャンたちのライブ、お笑い芸人による漫才ステージが行われました。ご当地「ゆるキャラ」のパフォーマンスも行われ会場を多いに盛り上げます。場内にはバラエティ豊かな飲食・物販ブースもあり、ランチタイムの会場はたくさんの人で賑わいます。山口学園のボランティア学生たちは、「ゆるキャラ」の誘導や、チラシ配り、ごみステーションなどを多岐に渡って担当しました。チラシ配りでは、留学生ならではの語学力を活かし、街行く外国人旅行者にも積極的に声掛けをする場面も。震災復興を通して、さまざまな地域の方々とコミュニケーションをとりながら、楽しみつつ東北や防災について学んだ、学生たちの1日を取材しました。

  • 湊町リバープレイスは、なんばエリアにある開放的な空間。スタッフはお揃いのピンク色の上着を着用していました。 

  • 会場の近くで通行人の方々にチラシを配布。海外からの観光客には、学生がそれぞれ出身地の言語を使って案内します。 

  • チラシ配りのメンバーで記念撮影!盛り上げ上手で気さくな運営スタッフの方々のおかげか、いつの間にかチームの連帯感が生まれていました。 

  • チラシ配りの後は、時間ごとに交代しながらごみステーションを担当します。「こちらで入れておきますね」と積極的に声掛けをし、受け取っていました。 

  • 「ゆるキャラ」担当のチョウさん。バランスをとるのが難しいため、隣について歩行をサポート。落ち着いた様子でステージ上へ誘導していました。 

  • 「ゆるキャラ」のパフォーマンスがスタート。おなじみのDA PUMPの「USA」をダンスチーム一緒に。来場者の子どもたちも、みんな一緒にダンスする楽しい一時に。 

ACTIVITY PHOTO

  • 湊町リバープレイスは、なんばエリアにある開放的な空間。スタッフはお揃いのピンク色の上着を着用していました。 

  • 会場の近くで通行人の方々にチラシを配布。海外からの観光客には、学生がそれぞれ出身地の言語を使って案内します。 

  • チラシ配りのメンバーで記念撮影!盛り上げ上手で気さくな運営スタッフの方々のおかげか、いつの間にかチームの連帯感が生まれていました。 

  • チラシ配りの後は、時間ごとに交代しながらごみステーションを担当します。「こちらで入れておきますね」と積極的に声掛けをし、受け取っていました。 

  • 「ゆるキャラ」担当のチョウさん。バランスをとるのが難しいため、隣について歩行をサポート。落ち着いた様子でステージ上へ誘導していました。 

  • 「ゆるキャラ」のパフォーマンスがスタート。おなじみのDA PUMPの「USA」をダンスチーム一緒に。来場者の子どもたちも、みんな一緒にダンスする楽しい一時に。 

INTERVIEW

张 洺溪さん

ECC国際外語専門学校
日本語学科

このボランティアで学んだこと
私は人と一緒に何かをすることが好きです。今回は日本語の勉強にもなると思い参加しました。今日は主に、イベントに登場するご当地キャラ班の着ぐるみ着脱フォローや誘導を担当しました。さらに、自分自身も着ぐるみを着て会場を巡回する体験もできました。もともと「ゆるキャラ」=ご当地キャラが好きで、どんなものなのかとても興味がありました。今回、実際体験してみて…「中はとても暑い!」ということがわかりました。ボランティアの合間に、自分で発電機のハンドルをまわして使う、災害時用の自動販売機の体験をしたり、いろいろなワークショップにも参加したりしました。段ボールを使った椅子づくり、新聞紙スリッパの作り方なども知ることができました。

張 帥さん

ECC国際外語専門学校
日本語学科

このボランティアで難しかったこと
今回のボランティアは、友人の王さんの誘いで参加しました。ごみステーションを担当した際は、国による違いもあり、分別の基準がわからず最初は迷いました。すでに中に入っているものを見ながら入れていくことで、少しずつ覚えていきました。
みんなで一緒にチラシ配りをしたのですが、とても楽しかったです。運営スタッフの方の提案で、チラシ配りをゲームにして楽しみながら進めました。1枚配ったら1ポイント、だれが一番配れるかというルールです。断られることもありましたが、笑顔で明るく声掛けすることを心がけていました。活動の合間に、私の出身地であるチンタオについて、スタッフの方と話しました。チンタオビールのことも知ってくれていて嬉しくなりました。

MESSAGE

山口学園の学生ボランティアのみなさんは、普段からさまざまな活動をされているので、障がい者の方や、お年寄りにも積極的に声掛けできる人が多いのではと思い、今回依頼させていただきました。活動を機に、東北について少しでも知っていただけたらと思っています。

小坂 宙様(LOVEフェス3.11実行委員会)

EDITOR'S NOTE

春の訪れを感じるような晴天のもと開催された「LOVEフェス3.11」。ボランティア学生たちのアテンド役をしてくれた方をはじめ、運営スタッフみなさんがとても明るくオープンな雰囲気でした。学生たちが気兼ねなくコミュニケーションをとっていた姿がとても印象に残っています。
この1年間、さまざまなボランティア活動に参加してきた学生たち。回を重ねるごとに、学生同士の仲も深まっているように感じました。この繋がりが、学生生活を一層充実したものにしていくのだろうなと感じました。

(ハピボラ編集部)