ACTIVITIES

Event Report

梅田ゆかた祭2019

2019.07.20・21

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ゆかた姿でお出迎え!
楽しみながら伝える、日本の文化。

いよいよ真夏らしい暑さになってきた7月下旬。JR大阪駅すぐのグランフロント大阪・うめきた広場で開催された「梅田ゆかた祭2019」に、山口学園のボランティア学生たちがスタッフとして参加しました。このお祭りは2012年にスタートし、今年で8回目を迎えます。駅近で開催される大型イベントということもあり、海外からのお客様も年々増えています。学生たちはインフォメーションブースでの案内業務や、うちわやリーフレットの配布、盆踊り時は英語・中国語・韓国語でのアナウンス業務を担当。また、SNS用のイベント告知文を海外のお客様向けに翻訳するなど、イベント広報にも協力しました。それぞれのスキルを活かしながら、ゆかた姿も楽しんだ一日。その模様を追いかけました。
 

  • 開始前は本日の業務についての情報共有から。学生スタッフの山口さんと大北さんが取りまとめ役を担当しました。 

  • 学生たちは、告知文を母国語に翻訳し、海外のお客様にイベントを知っていただくための取り組みにも協力しました。 

  • うちわやリーフレットも配ります。イベントを楽しんでもらおうと、積極的に声掛けを行っていました。 

  • 道行く人からはさまざまな質問を受けることも。道や店舗の案内などにもできる限り対応していました。 

  • ゆかたを着て記念撮影!慣れない着心地に戸惑いつつも、笑顔がこぼれます。 

  • インフォメーションブースにやってきたお客様を対応。英語を学んでいる日本人学生にとっては、またとない実践の場に。 

  • 盆踊りについての多言語アナウンスは、やぐらの前に立って。大勢の人の注目を浴びて緊張しつつも大役を果たしました。 

  • 暗くなるまで行われた「梅田ゆかた祭2019」。最新ヒット曲が流れ、子どもから大人まで全員で盆踊りを楽しみました。 

ACTIVITY PHOTO

  • 開始前は本日の業務についての情報共有から。学生スタッフの山口さんと大北さんが取りまとめ役を担当しました。 

  • 学生たちは、告知文を母国語に翻訳し、海外のお客様にイベントを知っていただくための取り組みにも協力しました。 

  • うちわやリーフレットも配ります。イベントを楽しんでもらおうと、積極的に声掛けを行っていました。 

  • 道行く人からはさまざまな質問を受けることも。道や店舗の案内などにもできる限り対応していました。 

  • ゆかたを着て記念撮影!慣れない着心地に戸惑いつつも、笑顔がこぼれます。 

  • インフォメーションブースにやってきたお客様を対応。英語を学んでいる日本人学生にとっては、またとない実践の場に。 

  • 盆踊りについての多言語アナウンスは、やぐらの前に立って。大勢の人の注目を浴びて緊張しつつも大役を果たしました。 

  • 暗くなるまで行われた「梅田ゆかた祭2019」。最新ヒット曲が流れ、子どもから大人まで全員で盆踊りを楽しみました。 

INTERVIEW

イ ヒョンヒさん

ECC国際外語専門学校
日本語学科

このボランティアで得たこと
日本のお祭りには参加したことはありましたが、お祭りのボランティア活動をするのは初めてです。私はもともと消極的な性格で、人前に立つと緊張したり、人見知りすることが多く、それを克服したいと思っていたので、アナウンスは自分にとって良い経験になりました。
お祭りはどの国の人でも参加することができます。今、国と国の間で揉め事などもありますが、それを無くして皆一緒に楽しめるのが、お祭りの良いところだと思います。
ゆかたを着てみてどうでしたか
活動中は、日本に住んでいるヨーロッパ人の方に「ゆかた似合ってますね」と言っていただいたり、韓国語が話せる日本人の方が「日本語上手いですね」「どこに住んでいるんですか?」と話しかけてくれたりしました。
今回、人生で初めてゆかたを着ました。涼しそうだなというイメージがあったのですが、スースーして最初は少し恥ずかしい気分になりました(笑)。不思議な感覚でしたが、着ていてとても楽でした。日本の文化を体で感じることができました。機会があったらまた着てみたいです。

張 錚(チョウ ソウ)さん

ECC国際外語専門学校
日本語学科

ボランティアに参加したきっかけ
ボランティア活動には、初めて参加しました。私は、もともとゆかたに興味があったので、この活動を選びました。今日は初めてゆかたを着れたこと、様々なデザインのゆかたも間近で見ることができて、とても楽しかったです。
日本人の方の接客をした際、聞き取ることはできたのですが、どう答えたらいいのか返事に困ることが多かったです。改めて、自身の語学スキルを振り返る機会になりました。

山口 真奈さん

ECC国際外語専門学校
総合英語コース 1年
(学生スタッフ)

今回のボランティアで嬉しかったこと
最初、留学生の皆が集合時間に集まってくれるかどうか心配でしたが、無事集まってくれたのでホッとしました。
インフォメーションでは、留学生の日本語フォローをしながらお客様の対応をしました。海外のお客様をご案内した際、どういうお祭りなのかを英語でスムーズに説明することができ、最後に”Have a nice day!“ と言って送り出せたのがとても嬉しかったです。
学生スタッフを始めて、変化したことはありますか?
学生スタッフになって、自分で判断して決めるという経験を初めてしました。これまでは、誰かに指示をもらい自身はその通りにやるだけ、ということが多かったのですが、「判断すること」の楽しさ・面白さに気付きました。また、指示を出すことや全体をまとめることにやりがいを感じ始めています。いち学生として参加していた頃よりも充実感があり、自分の変化をヒシヒシと感じるようになりました。

MESSAGE

私たちは海外からのお客様にもイベントを楽しんでいただきたいという思いから、近年は多言語リーフレットなどの設置も進めています。
留学生の方にとっては、母国語のスキルを活かして、多様な方との交流を楽しめる機会になると思います。また、日本中の盆踊り好き(=盆オドラー)の方々もいらっしゃるので、美しい踊りも見ていただけますよ。

一般社団法人グランフロント大阪TMO 常名 慶一郎様

EDITOR'S NOTE

今回、初めてゆかたを着用したという留学生たち。実は最初、上下私服を着用したまま羽織るような形でゆかたを着ていました。しかし、途中暑くなってきたため、私服を脱いできちんとゆかたを着用。その涼しさにとても驚いていました。
今回は、盆踊りのほかに「梅田打ち水大作戦」というプログラムも見学。ゆかた姿で打ち水をしている光景を見るだけでも涼しい気持ちになりました。

(ハピボラ編集部)