ACTIVITIES

Event Report

ミーツ・ザ・福祉

2019.11.09

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一人一人と繋がり、
福祉を身近に感じるフェス。

「ミーツ・ザ・福祉」は、「障がいのある人」や「健常な人」ではなく「○○さん」と出会い、繋がる機会を増やしていきたいという思いから、2017年にスタートしました。福祉施設や作業所の方々による70店舗もの飲食・物販ブース、20組のバンドやダンスグループのステージなど、子どもから大人まで楽しめるコンテンツが目白押しのイベントです。来場者が実際に体験できるブースも多数あり、その中でもお化け屋敷は障がい者の方自身が「やりたい!」と手を挙げて実現した企画なのだそう。
山口学園のボランティア学生たちは、会場スタッフとして参加。お化け屋敷の内装プロデュースやキャストメイクは、ECCアーティスト美容専門学校特殊メイクコースの学生たちが、プロのアーティスト・ねこさんと共に担当しました。
イベントへの参加を通して、福祉と出会い、人と出会い、考え方と出会い、ボランティア学生たちにとっても多様な「ミーツ」が溢れた一日になりました。

  • イベントは尼崎市市役所と、すぐそばの橘公園野球場にて開催されました。日中は上着がいらないほどのポカポカ陽気! 

  • 会場入り口では、ボランティア学生たちがパンフレットを配布。開場直後から大勢の人が訪れました。 

  • 「今日は何してんの?」と質問を受ける、学生スタッフ・張さん。地域イベントのボランティアに参加すると、ご年配の女性に話しかけられることが多いそう。 

  • 会場スタッフは、年齢も職業もさまざま。活動の合間はスタッフ同士が気兼ねなく話せる雰囲気だったので、盛んに交流が行われていました。 

  • お化け屋敷を担当した学生たちは、開場の2時間ほど前から会場入り。ゾンビ役のみなさんの施術を行いました。 

  • 自分たちが内装プロデュースしたお化け屋敷を体験!手の込んだ仕掛けに、いち参加者として存分に楽しんでいました。 

  • 来場者向けのフェイスペイントブースも設置。頬のペイントが完成し大喜びしているお客さんの姿を見て、学生たちも思わず笑顔に。ブースの隣では、手づくりのヘアピンなども販売されていました。 

  • ねこさんは、発話に障がいがあるアーティスト。尼崎を中心に、壁画制作やフェイスペイントなどさまざまな分野で活躍中。会場では、スマートスピーカーを駆使して会話を楽しんでいました。 

  • 日が傾き始め少し肌寒くなってきた頃、ステージ前にはたくさんの人が集まっていました。手話エンターテインメント発信団体oioiさんによるパフォーマンスでは、学生たちも手話を使って一緒にダンスを楽しみます。 

  • フィナーレ総踊りでは、イベントのテーマソングを全員で合唱!学生たちも歌ったり、手を叩いたり、MEETSロゴを持って踊ったり、笑い声が絶えないひとときでした。 

ACTIVITY PHOTO

  • イベントは尼崎市市役所と、すぐそばの橘公園野球場にて開催されました。日中は上着がいらないほどのポカポカ陽気! 

  • 会場入り口では、ボランティア学生たちがパンフレットを配布。開場直後から大勢の人が訪れました。 

  • 「今日は何してんの?」と質問を受ける、学生スタッフ・張さん。地域イベントのボランティアに参加すると、ご年配の女性に話しかけられることが多いそう。 

  • 会場スタッフは、年齢も職業もさまざま。活動の合間はスタッフ同士が気兼ねなく話せる雰囲気だったので、盛んに交流が行われていました。 

  • お化け屋敷を担当した学生たちは、開場の2時間ほど前から会場入り。ゾンビ役のみなさんの施術を行いました。 

  • 自分たちが内装プロデュースしたお化け屋敷を体験!手の込んだ仕掛けに、いち参加者として存分に楽しんでいました。 

  • 来場者向けのフェイスペイントブースも設置。頬のペイントが完成し大喜びしているお客さんの姿を見て、学生たちも思わず笑顔に。ブースの隣では、手づくりのヘアピンなども販売されていました。 

  • ねこさんは、発話に障がいがあるアーティスト。尼崎を中心に、壁画制作やフェイスペイントなどさまざまな分野で活躍中。会場では、スマートスピーカーを駆使して会話を楽しんでいました。 

  • 日が傾き始め少し肌寒くなってきた頃、ステージ前にはたくさんの人が集まっていました。手話エンターテインメント発信団体oioiさんによるパフォーマンスでは、学生たちも手話を使って一緒にダンスを楽しみます。 

  • フィナーレ総踊りでは、イベントのテーマソングを全員で合唱!学生たちも歌ったり、手を叩いたり、MEETSロゴを持って踊ったり、笑い声が絶えないひとときでした。 

INTERVIEW

半澤 舜介さん

ECC国際外語専門学校
大学編入コース 1年

参加しようと思ったきっかけ
「半澤くんに合った良いボランティアがあるよ」とコースの先生に教えてもらい、今回参加しました。入学前からNGOやNPOの活動に興味があり、色々調べていたんです。そういった団体が主催するイベントやシンポジウムなどにも、積極的に参加しています。
今日は、ボランティアの合間に出店ブースをまわったのですが、障がい者の方が牛乳パックで作ったというノートを販売していたり、雑貨や関連書籍の販売もあり、色んな活動方法があって面白いなと思いました。ただ買い物をするだけではなく、団体の方々の話を聞くこともでき、自分の将来を考える良い機会になりました。

大北 祐さん

ECC国際外語専門学校
総合英語コース 1年
(学生スタッフ)

学生スタッフになってから変化したこと
私は駐輪場で誘導係を担当しました。活動中はスタッフ間で交流する機会もあって、高校教師や塾の先生をしている方々とお話しました。焼き鳥を食べたり、スーパーボールすくいにチャレンジしたり…スタッフでしたが、イベント自体も楽しむことができました。
学生スタッフをはじめて、まとめ役をする機会がグッと増えました。留学生とのコミュニケーションは難しいなと思うことが多いのですが、できるだけわかりやすい言葉を選びながら話すように心がけています。ボランティアにも色々な種類があるということを知ったので、今までやったことのないタイプの活動もチャレンジしていきたいなと思っています。

福田 美桜さん

ECCアーティスト美容専門学校
特殊メイクコース 1年

この活動で嬉しかったこと
(一緒にキャストメイクを担当した)ねこさんのコミュニケーションのとり方にはハッとさせられました。「こんな会話の仕方があるんだ!」と本当に驚きました。
障がい者の方々にメイクするのは初めてだったので、肌に触れる時はいつも以上に気を配っていました。お化け役は体をたくさん動かさないといけなくて大変なのに、キャストのみなさんはメイク中もワクワクしてる感じで、私も頑張ってメイクしようと奮い立たされました。施術後、カラコンを入れて喜んでいる姿や写真を撮っている姿を見た時は嬉しさと達成感でいっぱいでした!

行方 僚太さん

ECCアーティスト美容専門学校
特殊メイクコース 1年

活動を通して学んだこと
お化け屋敷については、何を作るかからクラス全員で議論して決めました。私は置物を担当したのですが、全体的に凝った内装にできたと思います。
当日のキャストメイクでは、車いすに塗料が落ちないように気をつけていました。取れにくかったり、掃除にも手間がかかってしまうと思ったからです。
プロのアーティストの方のメイクを学外で見るのは、今回が初めてでした。描き出しや筆づかい、色の塗分け方など、ねこさんの施術を見ながら今まで知らなかった新しいやり方を学ぶことができました。

MESSAGE

是非この機会に、笑顔で楽しそうにしている障がい者の方々の姿を見てほしいです。学生時代の間に「いろんな人がいるんだな」ということを体感することで、みなさんのこれからの人生も豊かになると思いますよ。

清田 仁之様(NPO法人月と風と 代表理事)

EDITOR'S NOTE

雲一つない晴天に恵まれた「ミーツ・ザ・福祉」。フィナーレ総踊り終了後には、夕焼け空をバックにボランティア学生たちと社会貢献センターのみなさんの集合写真を撮影しました。せっかくなので「はいチーズ!」を、今日限定で「はいミーツ!」という掛け声にアレンジ!一人の学生が笑いのツボにハマっていました。

(ハピボラ編集部)