ACTIVITIES

Event Report

こども夢の商店街

2020.08.30

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ハタラクこどもたちを
とことん近くでサポート。

「こども夢の商店街」は、子どもたちが「働くこと」を学ぶ体験型のイベントです。お店を開いたり、受付や場内放送などの仕事体験を通して「おむすび通貨」を稼ぎ、働くことの面白さや大変さを体感します。
その学びをサポートするのが、今回のボランティア活動。山口学園の学生たちは、いくつかの持ち場にわかれて、仕事内容を教えたり、困ったときはフォローしたり。とことん近くで子どもたちの体験をサポートします。
取材を行ったイベント2日目(最終日)には、4名の学生が参加。子どもたちが楽しく働く姿を間近で見て、「働くってお金を稼ぐだけじゃないんだな」ということを幸せな気持ちで見つめ直せた一日になったようです。

  • 堺市堺区のイオンモール堺鉄砲町が今回の会場。「こども夢の商店街」は、2013年から日本各地で行われています。 

  • 参加者が最初に訪れる「領事館」ブース。受付を済ませると、就労ビザが発行される本格仕様!商店街すべての仕事内容を把握しておかなければならない、重要ポジションです。 

  • 次々と求人情報が掲示される「ハローワーク」。サポーターは「これってどんな仕事?」という質問に答えながら、子どもたちの「就職」をお手伝い。 

  • お仕事前には練習やロールプレイングを行います。「広告店」では、褒め上手のタオさんの活躍もありブースも大盛り上がり。 

  • ファッションショーのブースでは「モデル」として働く子どもたちが次々とやってきます。彼らのシフト管理を行うのも、サポーターの役目です。 

  • ランウェイを歩く子どもモデルたち。買い物に来た家族連れからも注目の的に。イベントは16時過ぎに大盛況のうちに閉幕しました。 

ACTIVITY PHOTO

  • 堺市堺区のイオンモール堺鉄砲町が今回の会場。「こども夢の商店街」は、2013年から日本各地で行われています。 

  • 参加者が最初に訪れる「領事館」ブース。受付を済ませると、就労ビザが発行される本格仕様!商店街すべての仕事内容を把握しておかなければならない、重要ポジションです。 

  • 次々と求人情報が掲示される「ハローワーク」。サポーターは「これってどんな仕事?」という質問に答えながら、子どもたちの「就職」をお手伝い。 

  • お仕事前には練習やロールプレイングを行います。「広告店」では、褒め上手のタオさんの活躍もありブースも大盛り上がり。 

  • ファッションショーのブースでは「モデル」として働く子どもたちが次々とやってきます。彼らのシフト管理を行うのも、サポーターの役目です。 

  • ランウェイを歩く子どもモデルたち。買い物に来た家族連れからも注目の的に。イベントは16時過ぎに大盛況のうちに閉幕しました。 

INTERVIEW

三宅 梨寿さん

ECC国際外語専門学校
国際エアラインコース 1年

このボランティアで嬉しかったこと
私は「領事館」で参加受付の仕事を教える役を担当しました。
「お姉さんと喋りたくて来た!」と何度も領事館の仕事をしにきてくれる子や、声をかけてくれる子たちがたくさん出てきて、難しくても頑張ろうって思えました。
活動中は、子どもだけではなく運営スタッフのみなさんからも頼られることが多くて、それが自信になりました。ちょっと大げさですけど、「神対応!」と褒められたりもして、めっちゃ嬉しかったです!

NGUYEN THI PHUONG THAOさん

ECC国際外語専門学校
国際ビジネスコース・日本観光ビジネス専攻 1年

人生で初めてのボランティア
今回は、自分の強みを見つけられたらいいなと思って参加を決めました。
「広告店」ブースを担当したのですが、とにかく褒めることを心がけました。やっぱり、褒めてもらうと嬉しいですよね。子どもたちの嬉しそうな顔を見て、私も幸せな気持ちになりました。
活動中は、色んな世代の方と話すことができました。時折ジェスチャーを交えながら、自分のやりたいことをはっきりと伝える場面がたくさんあったので、いつの間にかコミュニケーションに自信が持てるようになっていました。

山口 真奈さん

ECC国際外語専門学校
総合英語コース 2年
(学生スタッフ)

ボランティア活動を終えての感想
「ハローワーク」ブースで子どもたちと話すとき、友達口調か敬語で話したらいいのかわからなくて…でもやっぱり子どもたちは仕事をしに来てるので、敬語で話しました。「これやるー!」とお仕事を決めた瞬間の子どもの顔はとっても可愛かったし、純粋さに癒されました。
マニュアル通りにはいかないことも多かったのですが、自分なりに考えて行動したり、子どもたちには噛み砕いて言葉にしたり…上手くいったときはすごく嬉しかったです。

窪田 季久さん

ECCコンピュータ専門学校
ゲーム開発エキスパートコース 1年

ボランティアを通して感じたこと
私は小さい頃、人の言うことを全然聞かない子どもでした。年を重ねるにつれて、それがコンプレックスになっていました。この活動でかつての自分のような「ヤンチャ」な子どもに出会って、大人の立場で触れ合ってみると、子どもらしくてすごく良いなって思えたんです。初めて、幼少期の自分をポジティブに捉えれるようになりました。
もともとゲームだけではなく、社会福祉の世界にも興味があったので、今後もボランティアとして活動を続けていきたいと思います。

MESSAGE

私たちは「働くことが楽しいと思える大人を育てたい」という思いを持って活動しています。
サポーターとして参加することで「主体性」「チームワーク」「コミュニケーション」の3つの力を伸ばすことができますよ。どなたでもウエルカムです!

こども夢の商店街実行委員会
吉田 大韋様(中央)

EDITOR'S NOTE

警察官にモデル、浴衣姿のYouTuberまで、たくさんの仕事体験を目の当たりにしました。取材を終えると「小さいとき、こんな体験したかったー!」という気持ちが溢れ出てきました。
私自身が働くことをじっくり考えた機会は、片手で数えられるくらい。こんなに早い段階で、楽しく、そしてリアルに働くことを学んでいる子どもたち…とにかく羨ましい!!

(ハピボラ編集部)