ACTIVITIES

Event Report

こども夢の商店街

2021.10.9

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子どもたちも、学生ボランティアも
仕事体験から多くを学んだ日

仕事体験を通して「働くこと」の楽しさ、面白さを学ぶ「こども夢の商店街」。兵庫県初の開催としてイオンモール・神戸南で行われました。子どもたちは「お店屋さん」を出して手芸作品やリサイクル品を販売したり、商店街の運営を担うさまざまな仕事(警察、銀行、放送局など)に就きます。学生ボランティアの役割は子どもたちの仕事をサポートすること。ECCからは11名の学生が参加しました。エアラインコースなど、接客を伴う仕事を目指す学生からは「普段、子どもと話す機会が少ないので、ちゃんと伝わる話し方を学んだ」という声が出るなど、様々な気づきもあったようです。当日の様子をご紹介します。

  • 会場となったのは1Fの広場。当日申し込みも可能なので、通りがかった親子連れが次々と参加していました。 

  • 「お店屋さん」以外の仕事に就くためには、まずは「ハローワーク」へ。もちろん子どもたちが担当者を務めます。ボランティアはちゃんと伝わっているかを見守ります。 

  • こちらは「カメラマン」の仕事。「お店屋さん」を取材して写真撮影を行いました。恥ずかしがらず声かけできるようサポートします。 

  • こちらは「警察」。「お店屋さん」がルールを守って出店しているかチェックしたり、ソーシャルディスタンスの遵守を呼びかけるなど大忙しです。来場者に「注意する」仕事でもあるので、丁寧な話し方になるようにフォロー。 

  • 「お米屋さん」では、ご当地兵庫県のお米を販売しました。一緒に作業することで、子どもたちとの距離がぐっと縮まります。 

  • 来場者にアンケートを取る「領事館」の面々。子どもたちにとってはすこし難しい仕事なので、ボランティアスタッフの存在がとても重要でした。 

  • 会場を盛り上げていくのが「放送」の役割。サポート役の学生たちは放送局のADさんさながらに子どもたちの仕事を支えました。 

  • 終了後は「お菓子タイム」で、ボランティア同士の交流会も。 

ACTIVITY PHOTO

  • 会場となったのは1Fの広場。当日申し込みも可能なので、通りがかった親子連れが次々と参加していました。 

  • 「お店屋さん」以外の仕事に就くためには、まずは「ハローワーク」へ。もちろん子どもたちが担当者を務めます。ボランティアはちゃんと伝わっているかを見守ります。 

  • こちらは「カメラマン」の仕事。「お店屋さん」を取材して写真撮影を行いました。恥ずかしがらず声かけできるようサポートします。 

  • こちらは「警察」。「お店屋さん」がルールを守って出店しているかチェックしたり、ソーシャルディスタンスの遵守を呼びかけるなど大忙しです。来場者に「注意する」仕事でもあるので、丁寧な話し方になるようにフォロー。 

  • 「お米屋さん」では、ご当地兵庫県のお米を販売しました。一緒に作業することで、子どもたちとの距離がぐっと縮まります。 

  • 来場者にアンケートを取る「領事館」の面々。子どもたちにとってはすこし難しい仕事なので、ボランティアスタッフの存在がとても重要でした。 

  • 会場を盛り上げていくのが「放送」の役割。サポート役の学生たちは放送局のADさんさながらに子どもたちの仕事を支えました。 

  • 終了後は「お菓子タイム」で、ボランティア同士の交流会も。 

INTERVIEW

大門 愛さん


ECC国際外語専門学校
海外インターンシップコース
エアライン専攻 1年

イベントを通じて気づいたこと
子どもを相手にしたとき、思っている以上に伝えたいことが伝わらないんだな、と感じ、話し方や接し方を考える機会になりました。最初は「子どもってこんな感じかな」というイメージで接していたのですが、途中からそれらを取り払ってあえてフラットに話してみると上手く伝わるようになって。子どもとか大人とか関係なく、ひとりの人として仕事をしにきているからなんだ、と気づきました。
「おむすび通貨」という本当にお店でも使えるお金を稼ぐことができるせいか、みんなすごく責任感を持って動いてくれて、いろんな刺激をもらえたイベントでした。

稲葉 由菜さん


ECC国際外語専門学校
海外インターンシップコース
ホテル専攻 1年
(学生スタッフ)

参加するにあたって大切にしたこと
今回参加するにあたって目標にしたのは「褒める」ということ。「できた!」という達成感を感じてもらえる接し方を心がけました。サポートを続けていくうちに、最初は引っ込み思案だった子も、勇気を持って向き合ってくれるようになってくれて、嬉しかったですね。あと「お米屋さん」を担当したのですが、一粒一粒まで大切にする気持ちを伝えられたかな、と思います。
ECC社会貢献センターの学生スタッフとして、今回のチームリーダーも務めました。学生たちがちゃんと動けているかも時折チェックしながら、無事にやり通すことができ良かったです。
次はこども食堂にチャレンジしたいと思っています!

坂元 美月さん


ECC国際外語専門学校
海外インターンシップコース
エアライン専攻 1年

活動に参加したきっかけ
入学して初めてのボランティア活動です。来場者アンケートを取る「領事館」のサポート担当として参加しました。最初はなかなか声をかけることができなかったのに、積極的に動いている他の子の姿を見て、子どもたちが頑張って動き出していく様子に感動しました。
子どもの気持ちに沿って共感しながら話せたら、と思っていたのですが、うまくできたかなと思います。
今後は、本格的に海外の旅行者が戻ってきたら街案内のボランティアにも参加したいと思っています。

上山 遥香さん


ECC国際外語専門学校
ホテルコース 1年
(学生スタッフ)

活動に参加したきっかけ
ECC社会貢献センターの学生スタッフとして、ミーティングを進めるところから参加してきました。学生たちを前に話す経験ができて良かったと思います。
当日は「放送」のサポーターとして、子どもたちの気持ちを盛り上げることを頑張りました。気持ちがのってくると、声も大きくなってきたり、褒めてやる気を伸ばしたときの子どもたちの変化を目の当たりにしました。あと、自身のお金を「おむすび通貨」に替えてお客さんとしても参加できて良かったです。
これからも、さまざまな世代の方と交流したいと思っているので、いろんなボランティアを経験できたら、と思っています。

MESSAGE

「こども夢の商店街」は、子どもたち、保護者の方々、他のボランティアメンバーなど様々な世代とのコミュニケーションを楽しんでもらえるイベントです。また、開催を重ねるごとに子どもたちのお仕事スキルやお店屋さんのクオリティもアップするので、彼らの成長に触れる機会にもなります。学生の皆さんにもぜひ継続して参加いただきたいですね。

こども夢の商店街実行委員会
吉田 大韋様

EDITOR'S NOTE

今回の開催地「イオンモール神戸南」に訪れるのは私自身も初めて。フロアマップを見ていると「キャナルプロムナード」という気になる屋外スペースが。実際に行ってみると「兵庫運河」という日本最大の運河に沿って作られた300mの遊歩道でした。学生たちの活動拠点からも近かったので、インタビューもこちらで行うことに。山も海も見える、とても居心地の良い場所でした。(ハピボラ編集部)