ACTIVITIES

Event Report

大阪市立豊仁小学校
クリスマス会

2023.12.10

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母国の文化をクイズにして披露!
子どもたちと日本語で楽しく掛け合う、クリスマス会
Outline(概要)

30年以上引き継がれている、冬の恒例行事「大阪市立豊仁小学校クリスマス会」。新型コロナウイルスの影響でここ数年開催ができずにいましたが、今年ようやく4年ぶりの開催が叶いました。 オープニングで、サンタクロースとトナカイが登場した瞬間、子どもたちの熱狂的な歓声が広がり、大盛り上がり。ECC国際外語専門学校・日本語学科の学生たちによるステージのほか、新豊崎中学校音楽部の演奏や、おもしろ化学実験、PTAによるハンドベルなど、数々のコンテンツが繰り広げられました。クリスマスという特別な行事を通して、音楽や国際交流、化学など、子どもたちの心に好奇心を生むきっかけが散りばめられた1日。先生や地域の方々が一緒になって、子どもたちのためにつくりあげる情熱を感じるイベントです。

Role(ボランティア学生の役割)

例年通り、自国の文化を題材にしたクイズ大会を行なった学生たち。食事や動物、挨拶など、身近なテーマをもとにクイズを考えました。それぞれ日本語の学習歴が異なるため、スムーズにプレゼンテーションができるように、リハーサルでアドバイスをしあい本番へ。
会場の反応を見ながら上手に場を盛り上げていき、子どもたちも積極的に手を上げて楽しんでくれました。

Role(ボランティア学生の役割)

例年通り、自国の文化を題材にしたクイズ大会を行なった学生たち。食事や動物、挨拶など、身近なテーマをもとにクイズを考えました。それぞれ日本語の学習歴が異なるため、スムーズにプレゼンテーションができるように、リハーサルでアドバイスをしあい本番へ。
会場の反応を見ながら上手に場を盛り上げていき、子どもたちも積極的に手を上げて楽しんでくれました。

  • 自己紹介のために、名前と出身国を書いた紙を洋服の見えるところへ。イラストを描いてみたりと、留学生それぞれの個性が光ります。 

  • 登場した瞬間「キャー!!」とアイドルのように黄色い声援を浴びる、サンタクロースとトナカイ。子どもたちがこの日を心待ちにしていたことが伝わってきます。 

  • こちらも毎年恒例の「おもしろ化学実験」。次々と空気砲が放たれ、子どもたちも大興奮。 

  • いよいよ本番。今回は総勢11名の留学生が参加しました。会場からはクイズのたびに、次々と勢いよく手があがります。 

  • 緊張していたリハーサルとは打って変わって、楽しくクイズを披露する学生たち。子どもたちと一緒に、タイの挨拶にチャレンジ! 

  • 好評のうちクイズ大会が終わり、学生たちの表情も達成感に満ち溢れた笑顔!「また参加したい!」という声や、「次は友達を誘ってもっとクイズのバリエーションを増やしたい」という感想が。 

ACTIVITY PHOTO

  • 自己紹介のために、名前と出身国を書いた紙を洋服の見えるところへ。イラストを描いてみたりと、留学生それぞれの個性が光ります。 

  • 登場した瞬間「キャー!!」とアイドルのように黄色い声援を浴びる、サンタクロースとトナカイ。子どもたちがこの日を心待ちにしていたことが伝わってきます。 

  • こちらも毎年恒例の「おもしろ化学実験」。次々と空気砲が放たれ、子どもたちも大興奮。 

  • いよいよ本番。今回は総勢11名の留学生が参加しました。会場からはクイズのたびに、次々と勢いよく手があがります。 

  • 緊張していたリハーサルとは打って変わって、楽しくクイズを披露する学生たち。子どもたちと一緒に、タイの挨拶にチャレンジ! 

  • 好評のうちクイズ大会が終わり、学生たちの表情も達成感に満ち溢れた笑顔!「また参加したい!」という声や、「次は友達を誘ってもっとクイズのバリエーションを増やしたい」という感想が。 

Recommendations(こんな人にオススメ!)

この会を通して、子どもたちにはぜひ日本と海外の常識や文化の違いに触れてもらいたいと思っています。今回久しぶりの開催でしたが、改めてECC国際外語専門学校・留学生のみなさんの、子どもの心を掴む力に驚きました。この会は、クリスマスを祝うだけでなく、地域の人たちと子どもたちをつなげる行事としての役割も持っています。クイズ大会はもちろん、今後は学生さんたちと僕らが一緒に何かを演出する機会があってもいいなと思っています。
 

豊仁地域青少年指導員代表
森田 謙様
 

Entry requirement(参加条件)

  • 山口学園の学生なら誰でもOK
  • 特定のコース生のみ(サービスラーニング)

Frequency of Events(次回の開催:参加するには?)

次回実施の詳細はこちらまで。

次回は2024年12月ごろに実施予定。詳細はこちらまで。

INTERVIEW

陳 瑋駿さん

ECC国際外語専門学校
グローバルビジネスコース 1年
(台湾出身)

参加したきっかけを教えてください。
私は台湾出身で母国では毎週教会に通っていました。教会では子どもたちと触れ合う機会が多かったこともあり、日本の子どもたちといつか交流してみたいと考えていました。なので今回、日本の小学校に訪問できるチャンスだ!と思い、ぜひ参加してみたいと思いました。子どもたちが楽しい時間を過ごすことが大切だと思うので、どのようなクイズにしたらいいかみんなで考えました。来年はクイズだけでなく、自分の国に関するパフォーマンスなどもできたらいいなと思います。

KHIN LAINMARさん

ECC国際外語専門学校
日本語学科
(ミャンマー出身)

このボランティアのおもしろいところは?
私はミャンマーにいた頃からよくボランティアに参加していたのですが、日本のボランティア活動はボランティアをする側も楽しめるイベントが多く、おもしろいなと思います。ミャンマーではクリスマスをお祝いする文化があまりないので、クリスマスのイベントに参加したこと自体、自分にとっても初めての体験になりました。
もともと子どもと遊ぶことは好きですが、小学生が好きなテーマは何か?を考えながらクイズをつくるのは、少し難しかったです。想像以上にお客さんが多く緊張しましたが、みんな楽しそうに参加してくれたので、自分にとってもいい思い出になりました。

SIRIPHALAKORNKIT NUTCHTHIDAさん

ECC国際外語専門学校
日本語学科
(タイ出身)

参加してみてどうでしたか?
今回、初めてボランティア活動に参加しました。クイズは先生がアドバイスをくれたので、考えやすかったです。子どもたちはテンションがとっても高く、笑顔で参加してくれたので、その様子を見て自分の心も温かくなりました。タイ人の留学生は私だけだったので、来年はぜひ友人を誘って参加し、もっとたくさんタイに関するクイズを出題してみたいです。その時には日本語の語彙も増えていると思うので、よりいろいろな説明や表現ができると思います。

EDITOR'S NOTE

子どもたちが終始楽しんでいたクリスマス会。地域の中学生やPTAの方による出しもの、そしてECCの留学生たちによるクイズ大会など、関わる人たちの「特別な日にしよう」という思いが、ひしひしと伝わってきました。時には観客の子どもたちから「がんばれー!」という声援が起こることも。一方的でなく、みんなでつくりあげる行事なのだと実感しました。
子どもたちにとってクリスマスは、サンタクロースが来る特別な日。でも知らずのうちに、この日ステージで見た光景が、それぞれの心の片隅に残り、いつか何かの興味として花を咲かせる日が来るかもしれません。そう思うと、「出しもの」としていろいろなテーマに触れられる、このクリスマス会の醍醐味を考えさせられるイベントでした。
(ハピボラ編集部)